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財団法人日本ユニセフ協会




みなさまの温かいご支援ありがとうございました。
ニカラグア・ハリケーン緊急募金の受付は終了させていただきました。

© UNICEF/Nicaragua/2007/Obando
衛生キットの詰め込み作業を行うボランティア

2007年9月6日より多くの皆様にご協力いただいた「ニカラグア・ハリケーン緊急募金」は11月30日をもって受付を終了いたしました。2007年11月26日までにお寄せいただきました募金は、総額262,536円にのぼりました。皆様の温かいご支援に心から御礼申し上げます。今後もユニセフでは現地での支援活動を続けていきます。

<ユニセフの支援活動>

2007年9月にニカラグア北東部を直撃したハリケーン・フェリックスは、多くの家屋を吹き飛ばし、6万人以上が被災したと推定されています。ユニセフは、他の国際機関と協力して、ハリケーンの被害を受けた子どもたちに衛生キットや水、衛生設備、教材などを供給しました。

支援チームが川岸にあるもっとも孤立したコミュニティへたどり着きましたが、状況は当初の予測よりも悪いものでした。初期報告書によれば、村全体が完全になくなり、住民の状況に関する情報は何もありませんでした。小規模で遠隔地のコミュニティの正確な被害状況を知るにはまだ時間が必要です。

© UNICEF/Nicaragua/2007/Obando

水と衛生

ユニセフは、避難所で生活している人々及び、支援を必要としている孤立したコミュニティに対して、下痢や感染症を予防するための支援、崩壊したり汚染された井戸などの給水設備の消毒や修復、トイレの設置を支援しました。

子どもの保護

© UNICEF/Nicaragua/2007/Obando

特に、幼い子どもたちに安全な飲料水と衛生設備および栄養を供給することを目的に、ハリケーン発生直後、32,971米ドル相当の毛布と物資を送りました。また、乳幼児に対する補助食品の提供などを行いました。

教育

ユニセフは、教育省と協力して、緊急避難所の設置、学校の教育活動が中断されるのを防ぐための“educational bridges(教育の橋)”の実施、校舎の被害状況の調査などを行ないました。

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◇ 自然災害緊急募金のご案内 ◇

ユニセフは、世界各地で発生している洪水や地震などの自然災害の被災者のために、緊急・復興支援活動を行っています。日本ユニセフ協会では、ユニセフが各地で実施する自然災害への緊急・復興支援活動を迅速に支援するため、自然災害緊急募金を受け付けています。皆様のご協力をお願い申し上げます。