財団法人日本ユニセフ協会



 

「津波から3年」ユニセフの支援活動報告

●ミャンマー

-教育 -

© UNICEF Myanmar/2006
子ども達が学習したことを話し合います。

小学生に課外学習や余暇の機会を与え、それを促進するために、ナガプダウ地域にある10校の学校で試験的に課外活動を始めました。研修マニュアルが作られ、20人の教員が訓練を受けました。また、「子どもにやさしい学校」事業では、5,000人以上の教員が「子どもにやさしい学校」アプローチの研修を受け、4地域1,425人の小学校教員が基礎ライフスキルカリキュラム実施の訓練を受け、1,462人の教員が他の3地域で子どもを中心とした学習法について研修を受けました。

-保健と栄養-
子どもや女性をマラリアの感染から守るために殺虫処理を施した蚊帳が配布され、2007年に3万7,000張、累計で12万3,004人が受け取りました。

-子どもの保護-
3ヵ所のドロップイン・センターで、1万6,000人の子どもが社会心理的活動による支援を受けており、その中には555人のストリートチルドレンや労働に従事する子どもたちが含まれています。

-水と衛生-
2007年、1,000校以上が改善された衛生設備を備え、7万人近くの学生が水と衛生設備を使用しています。

●ソマリア

© UNICEF/ HQ05-2114/Bannon
給水ポイントで、容器に水を注ぐ子どもたち。

-水と衛生-
津波で損害を受け使用不可能になった30基以上の井戸が修復され、1万5,500人と家畜が安全な水を利用できるようになりました。

-保健と栄養-
14の基礎保健施設が再建され、7万人近くが基礎保健サービスを利用できるようになりました。

-教育-
186人以上の教員が子どもを中心においた教育法についての研修を受け、6,000人以上の生徒がその恩恵を受けました。

-子どもの保護-
子どもの保護 教員、保健員、子どもの保護活動家を含む300人以上が、精神的カウンセリングの研修を受けました。

 

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