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財団法人日本ユニセフ協会

ライブラリー プレスリリース

チャド・アフガニスタンにおける
ユニセフ職員襲撃に対する事務局長声明

今月5日と13日、アフリカのチャドとアフガニスタンで、ユニセフ職員が襲撃され、貴い命が奪われた。これらの許しがたい暴挙に対し、アンベネマン事務局長は、以下の声明を発表した。

「チャドにおけるユニセフ職員襲撃について」

【2006年5月8日、ニューヨーク/ジュネーブ発】

ユニセフ事務局長アン・ベネマンは、チャドのユニセフ職員が現地時間5日金曜日に車強盗の襲撃を受けたことに対し、次の声明を発表した。

「ユニセフの職員は、私たちの最も大切な資源であり、職員の安全確保は私たちにとって最大の関心事です。この事件は、世界で人道支援活動を行っている多くの人々が常に危険にさらされていることを、あらためて思い起こさせました。生命を助け、人々を守るような活動を行っている人々を攻撃し、命を奪う行為は、絶対に許されるべきではありません。人道支援に対する犯罪は、本当に支援を必要としている人を助けるための活動を制限してしまいます。」

「今回の事件で、怪我をされた職員のご家族、ご友人の方々に、心よりお見舞い申し上げます。」

「アフガニスタンにおけるユニセフ職員襲撃について」

【2006年5月13日、ニューヨーク発】

「私たちは、大切な生命が失われことに対して深い悲しみにくれております。昨日、お亡くなりになられ、けがをされたユニセフ職員のご家族、ご友人には心よりお見舞い申し上げます。」

「ユニセフ職員が職務中に受けた攻撃は、この8日間で2回目になります。世界中で人道支援のために働く人たちの安全に対する脅威は、容認できるものではありません。」

「私たちの職員の安全は、私たちが活動する国・地域の方々に、『私たちは人々の生命を救う活動を行っている』ということを理解していただくことで確保されているものと信じており、ゆえに、彼らの安全は、そうした現地の方々の善意に委ねられているのです。」

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