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財団法人日本ユニセフ協会

ライブラリー プレスリリース

募金の受付は2007年3月末で終了しました。
みなさまのご協力ありがとうございました

ユニセフ(国連児童基金) フィリピン 台風21号被災地支援
日本ユニセフ協会 緊急募金受け付け開始

【2006年12月4日】

財団法人 日本ユニセフ協会(会長:澄田 智)は、11月30日から12月1日にかけてフィリピン・ルソン島中南部を襲った大型台風レミンによる被害を受けた子どもたちを支援するため、緊急募金の呼びかけを開始した。

フィリピンはこれまでも度重なる台風の被害を受けているが、レミンの襲撃により、ルソン島南部・アルバイ州では146の死者が確認され、75人が行方不明になっているほか、マヨン火山周辺では、8つの村が泥流に呑み込まれたと報じられている。フィリピン赤十字によると、死者は388人近くに上ると言われている。

ユニセフ(国連児童基金)のフィリピン事務所は、最大の被害を受けたアルバイ州に向け、3ヵ月間にわたって1万人の人々を支援できる緊急医療キットを搬送。医薬品、食糧、を始め、避難民支援物資の搬送も開始した。また、停電や通信手段の断絶により、被害状況を把握することが非常に困難になっているため、現地に調査チームを派遣し、情報収集を行う。

数万世帯が家や家財道具を失ったほか、多くの家屋が深刻な被害を受けているが、同地区では度重なる台風、地滑り、洪水などの緊急事態が数ヵ月間に渡って続いたため、支援活動が困難になっている。

ユニセフは、避難所に保護された子どもたちの健康面のケア、被害を受けた水や衛生の施設の補修、教育キット(スクール・イン・ア・ボックス)の提供、被災した子どもたちが心の傷を癒せるような「子どもにやさしい空間」の設置などの支援活動を予定している。

 

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