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財団法人日本ユニセフ協会

ライブラリー プレスリリース

ミャンマー、国際的なはしかの根絶活動に参加

【2007年1月14日 ヤンゴン発】

© UNICEF/2007/Myanmar/Naing/003
はしかキャンペーンを支えるマスコット人形と、ユニセフ・ミャンマー事務所代表ラメッシュ・シュレスタ氏

寺院の外にある商店で販売されている鮮やかな色彩の張子の人形。これは14日(現地時間)、ヤンゴンで発表された 全国はしか根絶戦略の一環である、ミャンマー全国はしか予防接種キャンペーンのマスコットとなっている。

頬の赤いこの人形は、ピッタイトンという名でよく知られている。ひっくり返っても起き上がるという特徴からつけられた名前である。

「子どもたちの伝統的なおもちゃで、とくにお祭りのときに売られている」と語るのは、ユニセフ・ミャンマー事務所のスタッフで、保健省とともにこのキャンペーンを実施しているミン・ミン・ラ氏である。「子どもたちは、それがひっくり返るたびに起き上がる様子に魅了される。ピッタイトンは強さと健康とたくましさのシンボルであり、親は子どもに、ピッタイトンのようになりなさいと教える。」

この予防接種キャンペーンは、生後9カ月から5歳までの子ども700万人以上を対象としており、ミャンマーでは、過去最大規模のキャンペーンである。2007年の乾季の間に3回にわたって実施されることになっている。

1回目のキャンペーンは1月14日〜27日の間に実施され、ヤンゴン管区とマンダレー管区の180万人の子どもが対象となる。2回目は3月に国内の7つの州(ラカイン、チン、カチン、シャン、カヤー、モン、カイン)で実施される。また、北部にあってインドと国境を接するザガイン管区と、ミャンマーの最も南方の海岸沿いにあってタイと国境を接するタニンダーリ管区も対象となる。3回目は雨季が始まる直前の5月で、残りの管区(大半がミャンマー中央部にある)が対象となる予定である。

助産師1,750人あまりとボランティア7,000人以上が、予防接種所や遠隔地のコミュニティにおいて、最初のキャンペーン活動を行う。チームは2名の助産師とミャンマー赤十字などの団体から派遣される4名のボランティアから構成される。

このキャンペーンは、14日に保健省が発表した4項目から成るミャンマーはしか根絶総合戦略の第一弾である。第2の戦略は、全国定期予防接種プログラムのなかに、はしかワクチンの2回目の投与を組み込むことである。生後9カ月で行われる最初のはしか予防接種に続き、子どもたちが18カ月になった時に再度の予防接種を行う形で導入される予定である。第3、第4戦略は、はしかが疑われる症例について調査を推進すること、発症した場合の対処方法を改善することである。世界保健機関(WHO)、ユニセフ、米国疫病管理予防センターは、キャンペーンの計画作成、実施、モニタリング、評価を行う際の技術支援をする。国連基金や国際赤十字社、赤新月社からの資金援助も受けている。

ユニセフ・ミャンマー事務所代表ラメッシュ・シュレスタ氏はこう語っている。

「ミャンマーは、はしかの予防接種への支援が優先的に必要とされている47カ国のひとつだ。今回発表された戦略は、世界はしか根絶プログラムの一環であり、2000年から2010年の間にはしかによる子どもの死亡者数を90%減少させることを目的としている。はしかは、きわめて感染力の強い危険な病気であり、子どもを死に追いやったり、脳障害や視力・聴力などに後遺症を残す可能性がある。ピッタイトンは、子どもたちが健康で強くたくましく育つことを目的としたはしかキャンペーンにとって、まさにふさわしいマスコットである。」

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