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財団法人日本ユニセフ協会

ライブラリー プレスリリース

スーダン北部、HIV/エイズから若者を守るための新カリキュラム

【2009年1月13日 ハルツーム発】

HIV/エイズの危険性に焦点を当てた新しい学校カリキュラムの施行が、明日(14日)スーダン北部の各州で正式に発表される。これは若者のエイズ・ウィルスについての知識と理解を改善する活動の一環である。

このカリキュラムは、スーダン国家エイズ抑制計画(SNAP)とユニセフの支援を受け教育省が2年の歳月をかけて開発したものであり、青少年の間でHIV/エイズのリスクを減らすことを目的としている。

スーダン北部15州の初等・中等教育機関で導入される予定のこのカリキュラムは、10〜18歳の子ども250万人が対象となる。教室での討論、ロール・プレイ、ゲーム、文化的配慮のある教材を使っての実演など参加型の手法を利用し、特別な研修を受けた教師が節制や貞節などの伝統的な価値観、HIV/エイズ、性感染症、HIV/エイズと共に生きる人々への支援、薬物・麻薬中毒などの基本的な問題について、生徒たちの学習を支援することになっている。

2,500人余りの教師が、新しいカリキュラムの使用に関する研修をすでに終えており、今後数年間にさらに2万人の教師が研修を受ける予定になっている。カリキュラム作成には世界エイズ・結核・マラリア対策基金とUNDP、ユニセフが資金を提供した。

政府統計によると、スーダンのHIV感染者は成人人口の1.6%であるが、包括和平合意締結後の人口移動の増加やHIV感染についての理解の低さから、HIV/エイズは保健と開発の大きな脅威となっている。

2006年スーダン世帯健康調査の結果、15〜49歳の女性のうちHIV感染の主要因を理解しているのは9%にすぎないことがわかった。また若者を対象とした別の調査でも、性的な交わりでHIVに感染することを理解していたのは12〜25歳のわずか4分の1であることが明らかになった。

新カリキュラムの施行は1月14日午前11時、ハルツームのフレンドシップ・ホール国際会議場において、教育省、保健文化省、若者スポーツ省の各大臣ならびに国連諸機関と国際支援団体の代表が列席し、アハメド・バイラル・オスマン大統領顧問官によって正式に宣言される。
マスコミの参加も歓迎されており、式典後には記者会見も予定されている。

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