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財団法人日本ユニセフ協会

ライブラリー プレスリリース

ユニセフ・モロッコ事務所の支援を受け、
初めての社会政策・子どもの権利フォーラムが開催

【2009年5月25日 ラバト発】

全国子どもの権利デーに際し、モロッコは初の社会政策・子どもの権利フォーラムを開催し、子どもの権利の推進と実現に社会政策がどのように貢献できるかを議論した。

Moroccan National Observatory on Children's Rights (ONDE)が、社会開発省およびユニセフ・ラバト事務所と協力して開催された本フォーラムは、児童の権利保護調査委員会の委員長ララ・メリエム王女のリーダーシップのもと、アッバス・エル・ファッシ首相が開会を宣言。いくつかの省庁やNGO、大学、国際機関などから代表も参列した。

首相は、参加者への挨拶で、モロッコが人間の開発を推進すること、とりわけ子どもの問題に対処することの重要性を強調し、持続的な発展と長期的な成長の達成には子どもの権利の推進が不可避であると述べた。

「貧困の削減は子どもたちと共に始められなければならない。」モロッコ・ユニセフ事務所のアロイス・カムラジエ所長は、このように述べた。さらに、「このフォーラムは、モロッコの子どもの権利に関し包括的で統合された政策を開発するため、さまざまな意見を交換するすばらしい機会となる」と加えた。

この初めてのフォーラムは、ONDEとユニセフが社会政策とアドボカシー活動の領域で進めた研究の成果を初めて発表し、参加者らと議論するための重要な機会となった。議論は子どもの貧困や格差、社会的な予算編成、移住が地域レベルで子どもや子どもの保護に及ぼす社会的影響などを中心に行なわれた。

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