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公益財団法人日本ユニセフ協会

資料・刊行物 プレスリリース

ウクライナ:武力衝突
巻き込まれる子どもたち、懸念増大
ユニセフ声明を発表

【2014年2月20日 ウクライナ・キエフ/ ジュネーブ/ニューヨーク発】

© UNICEF Ukraine

反体制派と治安部隊との衝突が激化するウクライナで、子どもたちとその家族への影響がますます懸念されています。首都キエフでは、衝突に巻き込まれ、さらには負傷している子どもたちがいると報告されています。ユニセフはこれらの報告の確認にあたり情報収集に努めるとともに、子どもたちに影響を及ぼすこの状況を注視しています。子どもたちを暴力から守る責任が、すべての関係者にあります。

武力衝突下において、子どもたちは特に弱い立場に立たされ、暴力の被害そのものだけでなく、暴力を目撃することで心的外傷(トラウマ)を受けることもあります。健やかな成長を妨げられるという脅威の他にも、子どもたちは、混乱の中で親と離れ離れになるリスクにさらされ、基礎的なサービスを受けることが難しくなっています。衝突の影響を受けている地域では、すでに休校になっておる学校もあり、保健関連施設へのアクセスに困難が生じています。このような状況下において、子どもたちへの特別な支援が必要とされています。

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