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公益財団法人日本ユニセフ協会
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ネパール大地震緊急募金 第18報
ネパール大地震
5月31日、学校再開へ
雨期に備え、被災地の人道支援を拡大

【2015年5月27日 カトマンズ発】

被災したシンドゥリ郡の子どもたち。
© UNICEF/PFPG2015-3093/Lama
被災したシンドゥリ郡の子どもたち。

4月25日に起こった最初の大地震から1カ月が経過し、被災地は間もなく雨期を迎えます。ユニセフは、特に被害が甚大な地域での支援を拡大するため、カトマンズ、ゴルカ、シンドゥパルチョークなどに新たに5カ所の事務所を設置し、60人のスタッフを増員して支援活動を加速させます。また、雨期による生活環境の悪化などに対応するための支援計画を、地震で被災した14郡と洪水の被害に遭いやすい12郡の合計26の郡を対象に策定中です。

ユニセフの活動ハイライト

教育

31日の学校再開に向け、仮設の学習スペースの設置が進められている。
© UNICEF Nepal/2015/KPage
31日の学校再開に向け、仮設の学習スペースの設置が進められている。
  • 地震以降閉鎖されていた学校が、5月31日(日)に再開される見込みとなり、急ピッチで準備が進められています。学校は、当初5月中旬に再開される予定でしたが、5月12日に再び発生した大地震によって延期されていました。しかしながら、倒壊したり、避難施設として利用されたりしている学校も多く、すべての子どもが教育の機会を取り戻すには、仮設の学習センターを至急増設し、子どもたちの受け入れを更に拡大する必要があります。
  • カトマンズで258校、ラリトプールで171校の校舎被害調査が完了し、そのうちカトマンズでは66%、ラリトプールで51%が“被害なし”もしくは“小規模修繕の必要あり”と診断されました。さらにダディン、カブレなどの地域でも調査が進んでいます。
  • 5月20日から24日にかけて、カトマンズで793人の教員(452人が女性、341人が男性)に対し、心理社会的支援に関する研修を行いました。
  • 子どもたちが勉強したり、安心して過ごすことができる「子どもにやさしい空間」を122カ所に設置し、避難生活を送っている1万2,200人の子どもたちが利用できるようになりました。

その他の分野

ユニセフの衛生キットを受け取る男の子たち。
© UNICEF Nepal/2015/KPage
ユニセフの衛生キットを受け取る男の子たち。
  • 22万4,332人に、飲み水や生活用水として必要な安全な水を提供しました。
  • トイレや手洗い場を設置し、2万4,801人が使用できるように支援しました。
  • 被害の大きかった14郡にすぐ口にできる栄養治療食を届け、3,000人以上の重度の急性栄養不良の子どもを治療しました。また、重度の急性栄養不良の子どもを見つけ出すため、コミュニティベースでの調査も開始されました。
  • 乳幼児のいる母親1万500人以上に、母乳育児に関するカウンセリングを実施しました。また、母親たちが集い、安心して母乳を与えたり、栄養について相談できるスペースを、被災した各地域の小さなコミュニティなどの15カ所に設置しました。
  • また、この1週間で、母親たちへのグループカウンセリングを1,000回以上実施し、1万3,300人の母親たちに栄養相談を行いました。
  • 保護者と離れ離れになった子どもの調査は現在も進行中で、これまでに57人が両親をともに亡くし、348人がどちらかの親を亡くしたことが分かりました。

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