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日本ユニセフ協会
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東日本大震災10年
「あの日から10年~支援現場の記憶」(1)
國井修さんのメッセージ

【2021年3月1日  東京発】

2011年3月11日に発生した東日本大震災から、もうすぐ10年が経とうとしています。

当時、ユニセフとして半世紀ぶりの日本国内での支援活動の最前線に立ったユニセフの専門家から、被災された方々、そして、あたたかく力強いご支援をくださったみなさまに向けて、メッセージが届いております。

最初にご紹介するのは、フィールドマネージャーとして、主に宮城県内での支援活動の陣頭指揮をとった國井修さんからのメッセージです。


2011年3月 宮城県庁内の災害対策本部で協議する國井修 専門官(右から2番目)

© 日本ユニセフ協会/2011

2011年3月 宮城県庁内の災害対策本部で協議する國井修医師(右から2番目)

 

「東日本大震災の時、私はアフリカでユニセフのソマリア支援をしていました。偶然にも、3月14日から日本に一時帰国することを予定していたので、そのまま日本ユニセフ協会緊急支援本部のフィールドマネージャー、そして宮城県知事からの任命で、災害保健医療アドバイザーとして約1か月半、主に宮城県内の各地で支援活動をしました。多くの被災地を回り、瓦礫と化した街並み、患者さんや職員も流された病院、子どもたちや先生も失った学校などを前に涙が止まりませんでした。
そんな中、子どもたちの笑顔は大きな希望でした。避難所の中で、日本中の皆さまから寄せられたご支援で作った遊び場や、『ちっちゃな図書館』と呼んだ絵本や児童書のセットが、多くの子どもたちに笑顔をとり戻させてくれました。そしてそれが、避難所の不自由な生活を強いられていた周囲の方々(おとな)を大きく勇気づけていました。ありがとうございました。
今、コロナ禍によって、世界中で子どもの笑顔が消えています。第二波、三波が来ていながら、ワクチンも買えない貧しい国も多くあります。子どもたちの笑顔を取り戻すため、皆さまには、ぜひここでもう一度、ご協力をよろしくお願いしたいと存じます。

國井 修(くにい おさむ)

世界エイズ・結核・マラリア対策基金

(通称「グローバルファンド」)

戦略・投資・効果局長

※日本ユニセフ協会公式ホームページでは、本日から3月11日にかけて、ユニセフ東日本大震災緊急・復興支援に携わったユニセフ日本人職員等からのメッセージを順次紹介していきます。

メッセージ一覧
「あの日から10年~支援現場の記憶」(1) 國井修さんのメッセージ

「あの日から10年~支援現場の記憶」(2) 井本直歩子さんのメッセージ

「あの日から10年~支援現場の記憶」(3) 竹友有二さんのメッセージ

「あの日から10年~支援現場の記憶」(4) 武居利恵さんのメッセージ

「あの日から10年~支援現場の記憶」(5) 近藤智春さんのメッセージ

「あの日から10年~支援現場の記憶」(6) 加藤正寛さんのメッセージ

「あの日から10年~支援現場の記憶」(7) 水野谷優さんのメッセージ

「あの日から10年~支援現場の記憶」(8) 安田直史さんのメッセージ


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