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財団法人日本ユニセフ協会

ユニセフ協会からのお知らせ

『世界子供白書2006 存在しない子どもたち』
日本語版が発行されました

ユニセフが毎年世界の子どもたちの状況を報告している『世界子供白書』の2006年度日本語版が完成しました。
今回のテーマは“存在しない子どもたち”

予防接種をはじめとする基礎的な保健・医療、安全な水、初等教育…。子どもが生きるために、そして光り輝く未来を実現するために最低限必要なものばかり。2000年、国際社会は、「国連ミレニアム開発目標」という形で、世界中の子どもたちを取り巻く様々な環境を改善し、こうした「必須」の社会サービスを充実させてゆくことを約束しました。しかし、現在のペースでは、2015年という目標達成期限までにほとんどの約束を達成することができません。例えば「5歳未満児の死亡率を3分の2減少させる」という目標は、2045年まで達成できないと白書は指摘します。

また、白書は、たとえミレニアム開発目標が達成されたとしても、その恩恵から取り残される子どもたちがいると警鐘を鳴らしています。数百万・数千万の子どもたちの「存在」が認知されず、こうした社会サービスの恩恵を享受できていないからです。貧困、差別、紛争等のさまざまな理由により、多くの子どもたちがサービスを享受すべき存在として「カウント」されていません。

ひとりの子どもも取り残されることなく、すべての子どもたちが持ってうまれた可能性を最大限に発揮することができるように。私たちひとりひとりに果たすべき役割、果たすことのできる役割があると白書は訴えます。

巻末には世界各国の子どもに関する詳細なデータも掲載。
(A4版、139ページ)

『世界子供白書2006』は、こちらからお申し込みいただけます。
1冊目まで送料ともに無料。
2冊目以降は冊子実費(1冊290円)、および送料のご負担をお願いいたします

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