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ユニセフ協会からのお知らせ

手をあらおう。手をつなごう。
10月15日 「世界手洗いの日」プロジェクト、スタート

新型インフルエンザなどの感染症の脅威から、世界の子どもたちを守るため、
せっけんを使った「正しい手洗い」を広めます。

© 日本ユニセフ協会

(財)日本ユニセフ協会は、本日、日本の子どもたちに、正しい手洗いの大切さを楽しく伝えるとともに、世界の子どもたちが直面する保健や衛生の問題を理解していただくため、ボランタリーパートナー企業各社、電通ソーシャル・デザイン・エンジンのご協力をえて、9月16日(水)から10月31日(日)まで、 「世界手洗いの日」プロジェクトを実施することを発表しました。

 世界では、年間880万人※もの子どもたちが、予防可能な病気が原因で命を落としています。せっけんを使って正しく手を洗うことで、その原因ともなっている下痢性疾患や肺炎を予防し、100万人もの子どもたちの命が守られると言われています。

※世界手洗いの日公式サイト等では約920万人となっていますが、9月10日、ユニセフは5歳未満児の死亡数が年間880万人となったことを発表しました。

世界手洗いの日

せっけんを使った手洗いは、シンプルで、費用対効果が高い取り組みです。そうした「正しい手洗い」への意識を高め、普及すべく、国際衛生年であった2008年、ユニセフをはじめ、水と衛生問題に取り組む国際機関や大学、企業など13の組織から成る「せっけんを使った手洗いのための官民のパートナーシップ」は、10月15日を「世界手洗いの日」に定めました。昨年は、この日に合わせ、73の国と地域で、1億2000万人以上の子どもたちが、せっけんを使った正しい手洗いの大切さを学びました。

そして今年、 (財)日本ユニセフ協会は、 「手をあらおう。手をつなごう。」の合言葉のもと、「世界手洗いの日」プロジェクトを発足。日本の子どもたちに、開発途上国の衛生問題や正しい手洗いの大切さを知り、楽しく手洗いの習慣を身につけてもらうため、ダンサー・森山開次さん振り付けによる「世界手洗いダンス」(聖路加看護大学小口江美子先生監修)やポスター、リーフレットを制作しました。こうしたツールを活用していただきながら、学校やグループ、ご家庭のみなさんに、「世界手洗いプロジェクト」への参加を、広く呼びかけます

ユニセフハウスで「手洗いダンス」
© 日本ユニセフ協会

「世界手洗いの日」プロジェクトのスタートをみなさまにお伝えする、森山開次さんが9月16日午後、ユニセフハウスを訪問。報道機関のみなさまの前で、子どもたちと一緒に、「世界手洗いダンス」を披露してくださいました。

この記者発表にあわせ、「世界手洗いダンス」ムービーも視聴・ダウンロードしていただける「世界手洗いの日」公式サイトもオープン(http://handwashing.jp)。同ホームページから「世界手洗いプロジェクト」への参加登録をしていただいた方には、「正しい手洗い」方法を紹介したポスターやリーフレットの資料を無料でお届けします。

10月15日の「世界手洗いの日」には、東京、横浜(横浜アンパンマンこどもミュージアム)、兵庫(キッザニア甲子園)で、「世界手洗いダンス」イベントを開催する予定です(詳細は後日改めてご案内いたします)。

また、屋外ビジョンやYouTubeで、世界の子どもたちによる「手洗いダンス」をまとめた「プロジェクトムービー」を放映。「世界手洗いダンス」やこれらの映像は、ユニセフ本部より配信され、10月15日「世界手洗いの日」を中心に、世界各地で放映される予定です。

 学校やご家庭で、是非みなさんも「世界手洗いダンス」を踊って、せっけんを使った正しい手洗いを学びながら、こんな簡単なことができないために命を落としている世界の子どもたちの現状を考えてみてください。

10/15 世界手洗いの日

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