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ユニセフ協会からのお知らせ

日本で 世界で 「わっし、わっし、わ〜♪」
手を洗おう。手をつなごう。
10月15日 世界手洗いの日

【2009年10月16日 東京発】

5歳の誕生日を迎えられない子どもたちは、世界で年間880万人。
その多くは、予防可能な病気で命を落としています。
日本では死と結びつきにくい下痢が、こうした死亡原因の2番目にもなっています。
不衛生な環境の中で、もしせっけんを使って正しく手洗いができれば100万人の子どもたちの命が守られると言われています。

そんな世界の現状を知ってほしい。そして、新型インフルエンザが猛威を振るう中、自らの健康を守るためにも、せっけんを使った正しい手洗いを楽しく覚えてほしい。そんな願いから、(財)日本ユニセフ協会は、今年2年目となった「世界手洗いの日」、ボランタリーパートナー企業各社や電通ソーシャル・デザイン・エンジンのご協力により、9月16日(水)、日本で初めての取り組みとなる「世界手洗いの日」プロジェクトをスタートしました。

日本各地で「わっし、わっし、わ〜♪」

このプロジェクトのために、「世界手洗いダンス」を考案してくださったダンサーの森山開次さんは、10月15日朝、東京都港区の高輪幼稚園を訪問。一方、10月3日、東京・日比谷公園で開催されていた「グローバルフェスタ」の会場で「世界手洗いダンス」を披露してくださったタレントのルー大柴さんも、この日、大阪と兵庫で、「わっし、わっし、わ〜♪」を披露してくださいました。

←高輪幼稚園で53人の子どもたちと「世界手洗いダンス」を踊る森山さん。早朝から繰り返しダンス指導をしてくださった森山さんの「次はこうして〜!」の声に、子どもたちは、笑顔で「知ってるよ〜!」と応えながら、一生懸命正しい手洗いを学んでくれました。高輪幼稚園のみなさん、ありがとうございました!

←大阪の小学校で、500人あまりの子どもたちに囲まれたルーさん。「みんな、オールウェイズ、ハンドウォッシュしようぜ!」と呼びかけました。給食もおいしかったそうですよ。高槻市立清水小学校のみなさん、ご協力ありがとうございました!

←「みんなで手洗いしてトゥギャザーしようぜ!」 キッザニア甲子園で「世界手洗いダンス」を披露してくださったルーさんは、「世界手洗いプロジェクト」のテーマ、「手をあらおう。手をつなごう。」を『ルー語』に翻訳してくださいました。キッザニア甲子園のみなさま、集まってくれたみなさん、ありがとうございました!

加えて、横浜アンパンマンこどもミュージアム、東京のロハスキッズ・センター クローバー、佐賀市立城東保育所などでもイベントが開催されました。関係者のみなさま、また、報道で取り上げてくださったみなさま、ありがとうございました。

世界でも「わっし、わっし、わ〜♪」

ユニセフの推計では、10月15日、世界86カ国約2億人の子どもたちが、一斉に「せっけんを使った正しい手洗い」を学ぶイベントなどに参加しました(昨年は、73カ国約1億2000万人)。

これから冬を迎える北半球の国々のみならず、気温や湿度が高い開発途上国の多くの国々でも、新型インフルエンザの脅威が無くなる気配は見られません。予防可能な病気で多くの子どもたちが命を失っている国々で、一人でも多くの子どもたちが、この命を守るシンプルで予防効果のある衛生習慣を身に付けられるように。「手をあらおう。手をつなごう。」

各国の「世界手洗いの日」の取り組みなどは、こちらをご覧下さい。
http://www.globalhandwashingday.org/(英語・フランス語・スペイン語のみ)

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