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ユニセフ協会からのお知らせ

『女性性器切除の廃絶を求める国連10機関共同声明
−OHCHR, UNAIDS, UNDP, UNECA, UNESCO, UNFPA, UNHCR, UNICEF, UNIFEM, WHO』

【2011年1月13日】

女性性器切除(=female genital mutilation/cutting、以下FGM/C)とは、アフリカをはじめアジアや中東など世界各国において長年にわたり行われてきた女子や女性の性器の一部もしくは全部を切除してしまう慣習です。

2008年2月27日、10の国連機関は、FGM/C根絶に取り組む姿勢を示した声明を発表し、ミレニアム開発目標で目標達成期限とされている2015年までに、多くの国でこの慣習が大幅に減少し、約30年以内に廃止されるよう、各国政府や地域社会、女性と少女に対して支援を行うことを約束しました。

10の国連機関が参加したこの声明では、「FGM/C根絶を一世代中に達成しようという野心的な目標は、現在のプログラムを発展させ、地域社会と手に手を取り合い密接に協力する活動があってこそ可能となる。我々は、人々がこの有害な習慣をやめた素晴らしい成功例を見てきた。この成功を拡大するには、あらゆるレベルでFGM/Cについての強いリーダーシップが必要である」としています。

この声明を受けて、2008年に世界保健機関(WHO)が発行したEliminating female genital mutilation: an interagency statement OHCHR, UNAIDS, UNDP, UNECA, UNESCO, UNFPA, UNHCR, UNICEF, UNIFEM, WHOを、FGM廃絶を支援する女たちの会(WAAF)が日本語版として発行しています。本書では、新しいデータを基に様々な角度からFGM/Cについて分析し、その廃絶を訴えています。

『女性性器切除の廃絶を求める国連10機関共同声明』日本語版

『女性性器切除の廃絶を求める国連10機関共同声明』日本語版  

B5判44頁 2010年12月15日発行
定価700円/送料1冊80円
ご注文は、FGM廃絶を支援する女たちの会(WAAF)がメールwaaf@jca.apc.orgにて受付けております。

FGM廃絶を支援する女たちの会(WAAF)ホームページ »

【声明に参加した国連機関】
国連エイズ合同計画(UNAIDS)、国連開発計画(UNDP)、国連アフリカ経済委員会(UNECA)、ユネスコ(UNESCO)、国連人口基金(UNFPA)、国連人権高等弁務官事務所(UNHCHR)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、ユニセフ(UNICEF)、国連婦人開発基金(UNIFEM)、世界保健機関(WHO)

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