HOME > 協会からのお知らせ2012年 |
|
|
|
![]() |
| © UNICEF/NYHQ2010-1397/Markisz |
| ハイチの首都ポルトープランスで子どもたちと交流するユニセフ親善大使のリオネル・メッシ選手。(2010年7月撮影)。 |
子どもたちの命を守る取り組みは、大きな前進を遂げてきました。しかし、いまだに毎日約19,000人の5歳未満の子どもたちが、肺炎や下痢性疾患、はしかといった予防可能な病気で命を落としています。こうした悲劇は、起きてはならないものです。
1990年時点で年間約1,200万人だった5 歳未満児の死亡数は、2011年には年間約690万人と、著しく削減されました。これは、最も厳しい状況に置かれている子どもたちに、新たなワクチンや改善された医療サービスといった、命を救うために必要な知識や技術が届けられるようになったことは勿論、多くの人道・開発支援団体と国際社会の、子どもの命を守ることへの固い決意がその背景にあったからなのです。
しかしながら、このペースでは、厳しい状況に置かれている全ての子どもたちの悲劇を食い止めることはできません。
やれること、やらなければならないことが山積しています。だからこそ、一個人として、子どもの生存を何よりも重視しているメッシ選手は、他の人々にも同じように考えてほしいと訴えているのです。
2009年のFIFA年間最優秀選手、ならびに、欧州最優秀選手としてゴールデンボール賞を受賞した翌年の2010年3月、メッシさんは、ユニセフ親善大使に任命されました。
メッシ選手は、任命直後に、ユニセフ親善大使としてアルゼンチン、コスタリカ、ハイチで、ユニセフがパートナー団体と実施している支援の現場を訪問。最も厳しい立場に置かれている子どもたちへの支援を強く訴え続けています。