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ユニセフ協会からのお知らせ

ハイチ地震復興支援募金 受付終了について

全国のみなさまからご支援いただきましたハイチ地震復興支援募金は、受付を終了いたしました。これまでにユニセフ・ハイチ事務所に2,447万5,223ドル(21億6,536万9,408円)を送金できましたことをご報告いたします。あらためて皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

2010年にカリブ海の島国ハイチで発生したマグニチュード7の地震。首都ポルトープランスを襲ったこの地震によって、220,000人以上が命を落としました。ユニセフは必要な支援物資と人員を確保し、震災直後から緊急支援を行ってきました。調理用品や飲料水、経口補水塩、ビニールシート、毛布などの支援物資を、陸海空路で被災地に届け、保健・栄養・子どもの保護・教育などの分野の専門職員を現地に派遣しました。日本ユニセフ協会はハイチでの支援活動を支えるために、緊急募金活動をスタートさせ、広くご協力を呼びかけました。

© UNICEF/NYHQ2011-0797/Dormino

ハイチは人口密度が高く、世界で最も貧しい国の一つです。震災発生前から子どもたちは非常に困難な状況に置かれていましたが、この地震で数千人にのぼるとみられる孤児や家族と離れ離れになった子どもたちは、さらに虐待や搾取の危険にさらされました。ユニセフは、パートナー団体と共に、最も被害が大きかった首都ポルトープランスで、このような子どもたちに安全な空間を提供し、児童保護施設に食糧などの支援物資の提供も行いました。

© UNICEF/HTIA2011-00136/Dormino

震災に加えて、コレラの流行やハリケーンの影響も受け、複合的な緊急事態でしたが、ハイチの子どもたちの教育、栄養、保健、衛生の各分野は、大きく進展しました。これは、子どもたちへの災害の身体的・精神的負担を軽減し、子どもたちを取り巻く環境を改善するために行ってきた、およそ3年間の継続的な支援活動の賜物です。

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