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ユニセフ協会からのお知らせ

身近なところから地球のことを考えよう
幼児向け絵本『ちきゅうからのしつもん』発行

【2013年10月1日 東京発】

© 日本ユニセフ協会

幼い子どもたちが、太陽・海・動物など地球に関する事を楽しく学べる絵本『ちきゅうからのしつもん』が、新しく発行されました。この絵本は、「開発のための教育」を推進する子どもたち向けの資料のひとつとして、全国の幼稚園や送付先をいただいている保育園に配布されます。

「幼い子どもたちが、気候変動や紛争など地球規模の問題を身近なところから考えるきっかけを作りたい」という趣旨に共鳴し、制作に無償で協力いただいたイラストレーターのうしじま ひろみ(牛嶋 浩美)氏と“質問家”のマツダ ミヒロ氏は、この絵本に込めた思いを次のように語っています。

「世界中の子どもたちが本当に幸せであるためには、まずこの地球を大切に思う気持ちが子どもの心に育まれることが大切だと思い、この絵本をつくりました。幼い頃に、信頼をよせる大人のそばで、『自分が感じた気持ちを素直に伝えていいんだ!』と感じることが、子どもたちにとってこの世界を信じて生きていける基礎になると思っています。」(牛嶋氏)

「子どもたちの無限の可能性を、絵本のなかで問いかけるいろいろな”質問”で引き出すことができたら、こんなに嬉しいことはありません。『どんな答えもすべて正解!』なので、大人が想像もつかないような楽しい答えを見つけてほしいと願っています。」(マツダ氏)

絵本のなかでは、子どもたちに身近なことを質問するストーリーが展開されます。「きょうのたいようは どんなかおをしているかな?」 「いまの ちきゅうのきもちは どんなきもちかな?」

ユニセフカードのデザインでも人気の牛嶋氏のイラストによって、見開きいっぱいに広がる色鮮やかな世界に、絵本を読んでいる子どもたちはどんどん引き込まれ、想像を膨らませていきます。

『ちきゅうからのしつもん』を、全国の幼稚園ならびに送付先をいただいている保育園へ1部ずつお送りしています。子どもたちの自尊心を育み、地球市民を育成するための教材として、コミュニケーションのツールとして活用いただけます。

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