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財団法人日本ユニセフ協会

■実施中の募金キャンペーン

パートナー 協力企業団体

「ミャンマーの子どもたちに学校を!」
イオン1%クラブ ユニセフへの寄付を贈呈

© 日本ユニセフ協会

イオン1%クラブは、ミャンマーの子どもたちに安全できちんと学べる環境を提供するため、学校建設を支援する募金活動をイオングループ各店で2012年10月27日(土)から12月9日(日)まで実施いたしました。
2012年12月26日(水)、ユニセフハウスにてミャンマー学校建設支援募金贈呈式が開催され、上記期間中にお客様および従業員の皆さんから寄せられた募金2189万3260円に加えイオン1%クラブが同額をマッチングし、合計4378万円余りの募金が贈呈されました。
贈呈式には、イオン1%クラブ委員長 林 直樹氏、ミャンマー大使館からキン・マーティ駐日大使代理などのほか、イオン1%クラブが他のアジア諸国でこれまで実施してきた学校建設支援に積極的に協力されてきた声楽家の安田 祥子氏やアテネ五輪・体操金メダリストの冨田 洋之選手、今回初めてこの活動に参加したロンドン五輪・新体操日本代表チーム主将の田中 琴乃選手が出席しました。

© UNICEF Myanmar
新しく校舎が建設される予定の学校

安田氏は、「前回ラオスの開校式に参加した際に、透き通るような目の子どもたちと歌を歌ったことがとても良い思い出となっています。ミャンマーの子どもたちとも一緒に歌を歌い、交流できることを楽しみにしております」と、新たにミャンマーではじまる学校建設プロジェクトに期待を寄せました。
富田選手は、「ベトナムを訪問したときに見た子どもたちの素直な表情、まっすぐな瞳を、またミャンマーで見られることを楽しみにしています。すくすく育つ子どもたちの教育の場の実現に協力したいと思います」と話してくださいました。 また、田中選手は、「ロンドン五輪に出場して、言葉が通じなくても、伝えられることがあることがわかりました。実際にミャンマーに行って、子どもたちと新体操を通して楽しい時間を過ごせること、また子どもたちの笑顔を見られることを楽しみにしています」と3月に予定されている開校式への期待を伝えてくださいました。

新たにミャンマーで始まる学校建設プロジェクトに期待を寄せて話す安田祥子氏 このプロジェクトへの思いを話す冨田洋之選手 3月に予定されている開校式への期待を話してくださった田中琴乃選手
© UNICEF Myanmar
完成した校舎のイメージ

イオン1%クラブは、日本ユニセフ協会とのパートナーシップのもと、2001年からアジアで学校建設支援をスタート、2009年度までの9年間でカンボジア、ラオス、ネパールの3カ国で合計326校の学校建設を支援してきました。
今回、支援の対象となったミャンマーでは、初等教育の就学率は80%を超えているものの、修了率の低さやカリキュラムで定められた学習内容を十分に習得できていないことなどが課題となっています。たとえば、学校はあっても複数の学年が同じ教室で学ばなければならなかったり、雨の日は授業ができなかったり、学校にトイレがなかったりと、背景には、学校施設や備品、学用品の不足、またトレーニングを受けた教員の少なさなどがあり、こうした教育の質の改善が喫緊の課題となっています。

支援プロジェクトでは、今後3年間で30校の小学校の建設・修復を目指しており、ミャンマーのヤンゴン地区、カレン州・モン州で学校建設がスタートする予定です。ユニセフがすすめる「子どもにやさしい学校」のモデルに従い、新たに建設される校舎には学年ごとの教室や職員室、安全な水場や男女別、教職員別のトイレ、手洗い場などの衛生設備が整備され、学用品や備品・教材が提供されるほか、教員研修や学校運営へのコミュニティの参加などソフト面での支援も実施され、教育の質の改善に大きく貢献すると期待されています。

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