メニューをスキップ
財団法人日本ユニセフ協会
忘れられた子どもたち インターネット募金
今、緊急支援を必要としている 国や地域… そして、子どもたち
緊急事態下の子どもたちに 必要なこと&ユニセフの取り組み
ユニセフ事務局長から みなさまへ
アグネス大使 スーダン・ダルフールの報告
シエラレオネ事務所 根本巳欧さんの現地報告会レポート
皆様のご支援でできること…

人道危機が起こっているところで、子どもたちを守るためには何をしなければならないか、ユニセフはそれを明確にしています。紛争下にある子どもたちも、自然災害で被害を受けている子どもたちも、平和な暮らしをしている子どもと全く同じニーズを持っており、守られなければならない権利は同じものです。

緊急事態が起こって最初の2ヶ月ほどの間に、ユニセフは、他の国連機関やNGOと協力し、迅速に、以下のことに最優先に取り組みます。

● お母さんに抱きかかえられてポリオの予防接種を受ける赤ちゃん(タンザニア) ● 保健員がはしかの予防接種をするようすを見つめる幼い少年。(モザンビーク)

● ユニセフの支援する栄養センターで、お母さんから飲み物をもらうスーダン難民の赤ちゃん。鼻に残っているチューブは、栄養補給を受けた際のもの。(チャド)
(写真左)


● 栄養強化ミルクをもらうために待つスーダン難民の子どもと女性たち(チャド)
(写真右)

● 避難民キャンプに設けられた仮設トイレ。子どもの命を守るために、安全な水と同時に衛生環境の整備が欠かせない。
(写真左)


● 避難民キャンプに設けられた給水所のようす(モザンビーク)
(写真右)

● 避難民キャンプに開かれた仮設学校で学ぶ女の子。緊急事態下では学校の再開も急がれます。学校は、子どもたちの状況を把握するのに役立つほか、子どもたちの心の安定にも大きな役割を果たします。(スーダン)
(写真左)


● スーダン難民キャンプでユニセフの支援で開かれた仮設学校(チャド)
(写真右)

人道危機が慢性化している地域では、常時こうした活動が必要になります。

また、例えば紛争が終結した地域も、「平和の到来」が「危機からの脱却」を意味するわけではありません。しかし、メディアの注目度が下がり,国際社会からの関心も低くなると、問題が見えにくくなり、支援の資金も不足しがちになります。子どもたちはそこで新たな危機にさらされます。

特にこうした地域が集中しているサハラ以南のアフリカには、ユニセフの通常予算でも41%の資金がつぎ込まれていますが、すべての子どものニーズにこたえ、権利を守っていくためには、残念ながらまだ十分ではありません。

 

トップページへ先頭に戻る