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財団法人日本ユニセフ協会

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トリニダード・トバゴの世界的スター
ドワイト・ヨーク

ドワイト・ヨークはFAカップ、プレミアリーグ、ヨーロッパ・チャンピオンズリーグの3つの優勝メダルを持つ、数少ないプレーヤーのひとりです

2001年からユニセフを支援している彼は、その年、当時所属していたマンチェスター・ユナイテッドのチームメートとともに、極東ツアーの忙しい合間に、ユニセフが支援するバンコクの“子どもにやさしい学校”から選ばれた子どもたち24人にサッカーの早朝レッスンを行いました。この活動は、子どもたちを搾取から救うためのキャンペーン、“United for UNICEF (「ユニセフのために連携しよう」と「ユニセフのためのマンチェスター・ユナイテッド」を架けた合言葉)”という活動の一環でした。(現在も、マンチェスター・ユナイテッドは、「子どもの成長や教育の機会としてのスポーツ」を促進するために、ユニセフとパートナーシップを組み、各種のキャンペーンを繰り広げています。)

子どもたちは、憧れのスター選手たちとともに、ドリブルやパス、ボールのコントロールなどの技術を練習することができました。「人種、文化、ステータスなどの境界をなくし、世界の子どもたちにより良い変革をもたらすため、サッカーを活用するほど良い方法はないと思います」ヨークはこのとき語りました。

今年の夏、2006FIFAワールドカップTMでも、彼は「チーム・ユニセフ」を通してユニセフに協力することになりました。

ヨークは1971年にトリニダード島のキャナンで生まれました。17歳のときにイギリスのプレミアリーグのスカウトによって見出され、アストン・ヴィラでプレーすることになりました。彼はその初期に幾度かの故障に悩まされましたが、センターフォワードのポジションに変わったあと、リーグでもっとも恐れられるストライカーになりました。

ヨークはアストン・ヴィラを牽引し、1996年リーグカップの決勝戦にまで進出しました。1998年には、チーム史上12番目となる得点王に輝き、マンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれます。

スターとしての役割へ

マンチェスター・ユナイテッドで、ヨークは世界最高のストライカーのひとりとなりました。最初のシーズンに、彼は栄誉あるカーリング・カップの最優秀選手賞を受賞しました。その年から3年連続で、マンチェスター・ユナイテッドを牽引する働きをし、プレミアリーグ三連覇を達成することに貢献しました。

マンチェスター・ユナイテッドで輝かしい活躍をしたヨークは、ブラックバーンそしてバーミンガム・シティに短期移籍しました。そして2004年、オーストラリアのシドニーFCと契約を結びます。

ヨークはシドニーでふたたびスター選手としての役割を果たしています。ピッチでのすばらしい成功とファンからの絶大な人気によって、彼はチームのキャプテンに就任しました。

イギリスのプレミアリーグで史上7番目の得点王となった彼は、FAカップ、プレミアリーグ、ヨーロピアン・チャンピオンズリーグの3つの優勝メダルを持つ数少ない選手であり、もっとも熟練したプレーヤーのひとりとなっています。

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