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被害の状況
1月13日の大地震により大きな被害を受けたエルサルバドルでは、2月以降も度重なる地震に見舞われ、2月13日の地震では322人が死亡、3,536人が負傷しました。2月28日には再びマグニチュード5.2の地震が発生するなど、住民の間には一向に終息しない地震に対する不安が広がっており、移民局には海外への脱出を希望する住民が、パスポート申請に殺到しています。
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ユニセフの援助
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●保健
ユニセフは保健省を通じて、子ども15万人分の基礎医薬品セットの配布を開始しました。また、国内で一斉に予防接種を実施する「全国予防接種デー」がユニセフの支援のもと、1月22日から実施され、これまでに42万5000回の接種を終え、目標の64%に達しました。ユニセフは今後の接種を促進するため、2月14日に注射器2万5000本の追加提供を行いました。
●水と衛生
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ユニセフは、被災地域の住民25万人に対して1ヶ月間安全な飲み水を提供するため、国営水道会社ANDAと協力して、飲料水の生産、輸送、貯水を支援しています。
<主な支援活動>
●教育
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ユニセフは教育省と協力し、学校教育の質的向上を目的として教員と子ども向けの教材・教具セットの提供を進めています。ノート、鉛筆、定規などの入った「箱の中の学校」648セットは、13地区の142の小学校に配られることになります。
心に傷を負った子どもに対する心理サポートとして、2月26日から3月1日にかけて3550人の教員に専門知識に関する訓練を実施しました。
緊急募金のお願い
(財)日本ユニセフ協会は、エルサルバドルでの地震の被害を受けた子どもや家族を支援する「エルサルバドル地震緊急募金」を受け付けています。皆様のご協力をお願い致します。
エルサルバドル地震緊急募金 郵便振替:00110−5−79500 インターネットからも募金ができます。 協会への募金は寄付金控除が認められます。 |
お問合せ:(財)日本ユニセフ協会 協力事業部
TEL:03-5789-2012