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| 干ばつの影響/エチオピア | ||
| 被災住民数 | : | 1000万人 |
| うち5歳未満の子ども | : | 170万人 |
| うち妊産婦の数 | : | 85万人 |
| 被災地域:ソマリ、オロミヤ、ティグレイ、他 | ||
◆保健と栄養
ユニセフは抵抗力の弱い乳幼児をコレラなどの感染症や下痢から守るために、医療器具、エチオピアでユニセフは、干ばつの影響の大きな地域を中心に食料配給センターを50ヵ所に設置、栄養不良の子どもに栄養補助食品を提供しています。ゴデにある食料配給センターでは一時1610人の子どもに対して栄養補助食の提供を行っていましたが、大規模な支援の成果もあり、現在このセンターで支援を必要とする子どもの数は40人にまで減りました。また、保健省と協力して230万人の子どもに、はしかの予防接種とビタミンAカプセルの投与を行うとともに、紛争によって機能が低下した保健所を支援するため、医薬品や医療器具を提供しました。
◆水と衛生
水不足の懸念が高まりつつあった当初、ユニセフは給水タンクや飲料水容器を提供し、住民の安全な飲料水の確保を支援しました。現在は、国内100ヵ所以上の井戸の修復と設置を支援するとともに、衛生に関する知識の普及を進めるなど、中長期的視点に基づいて支援を行っています。
◆教育
校舎建設のための資材、臨時学校用教室備品(椅子、机など)の提供や、教員訓練の実施、練習帳、鉛筆、チョーク、黒板等を含む教材・教具セットの配布を通じて、エチオピア南部地域を中心に12万人の子どもに対する初等教育の実施を支援しています。
ユニセフは、エチオピアにおいて干ばつと紛争の被害を受けている子どもと女性を支援するための活動予算約770万ドル(約8億3000万円)に対する資金提供を、国際社会に呼びかけています。10月12日現在、調達された資金は約560万ドルで、必要資金の72%にとどまっています。
(財)日本ユニセフ協会は、北東アフリカの子どもと女性のためのユニセフの緊急援助を支える「北東アフリカ緊急募金」を受け付けています。皆様のご協力を引き続きお願い致します。
(財)日本ユニセフ協会は、ソマリアを含む北東アフリカ地域(エチオピア、ケニア、エリトリア、ソマリア、ジブチ)の子どもと女性のためのユニセフの援助活動を支える緊急募金を受け付けています。皆様のご協力をお願い致します。
| 北東アフリカ緊急募金 郵便振替:00110−5−79500 インターネットからも募金ができます。 当協会への募金は寄付金控除の対象となります |
お問合せ:(財)日本ユニセフ協会 協力事業部
TEL:03-5789-2012