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財団法人日本ユニセフ協会

ライブラリー プレスリリース

ユニセフは「世界子どもの日」に際し、
紛争の影響を受けた子どもたちを支援する新たなイニシアティブを歓迎

【2008年11月20日 ニューヨーク発】

「世界子どもの日」の今日(20日)、ユニセフは紛争に苦しむ子どもたちの声を広く届けることを目的とした新たなグループの発足を歓迎する。このグループは、紛争地帯で子ども時代に実際に苦難に直面した経験がある若者らによって設立された。

ユニセフ 紛争の被害にあった子どもたちのための代弁者として活動するイシュマエル・ベア氏が率いるこの新しいネットワークは、子どもと武力紛争に関する国連事務総長特別代表、国連イタリア政府代表部、ユニセフの3者が今日(20日)主催するニューヨーク国連本部での記者会見の場で、正式に発足する。

発起人はイシュマエル・ベア(シエラレオネ)、エマニュエル・ジャル(スーダン)、グレース・アカロ(ウガンダ)、コン・ケレイ(スーダン)、ズラータ・フィリポヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、シェナ・A・ガク(ウガンダ)である。彼らは共に活動することで、紛争地帯の子どもたちの窮状を広く認識してもらうこと、戦争行為の終結のために広報活動を行うこと、今も戦争の傷跡から必死に回復しようとしている子どもたちの模範になることを目指している。

ユニセフのアン・ベネマン事務局長はこう述べた。「この若者たちはそれぞれに、大変な苦難を克服した経験を持っている。新しいネットワークは、紛争に巻き込まれている子どもたちの苦悩に世間の関心をひきつけるとともに、若者がいかに飛躍的に自分自身で人生を取り戻すことができるかということを示すことになるだろう。」

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