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公益財団法人日本ユニセフ協会
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シリア緊急募金 第143報
アインアルアラブから避難する子どもたちへ
ユニセフ、命を守る支援物資を提供

【2014年10月21日 アレッポ発】

命を守る支援物資を運ぶトラック
© UNICEF Syria/2014 /Sabri Sabouni
アインアルアラブの子どもたちの命を守る支援物資を運ぶトラック

包囲戦に晒されているシリア北部のトルコ国境沿いの町、アインアルアラブ(Ai’n Al Arab、クルド名:コバニ、Kobane)。激しい戦闘から逃れるため、多くの子どもたちが避難を余儀なくされています。ユニセフは、衛生キットや毛布、水、高カロリービスケットなどの命を守る支援物資を、何千人ものアインアルアラブの子どもたちが避難しているアレッポ北部に届けました。

到着した支援物資は、アインアルアラブからの避難民およそ1,000世帯を対象に、シリア赤新月社のボランティアチームによって早急に配布される見込みです。

ユニセフ・シリア事務所代表ハナア・シンガーは、「今回の支援は、その規模は小さいものの、この危機的状況下、支援を届けることが最も困難な子どもたちに支援を届けることができた、という点で大変意義のあるものです。今後数週間にわたり、今回の支援でみられた前進が、シリアの他の地域においても同様にみられることを期待しています」

アインアルアラブは現在の戦闘が発生する以前、少なくとも12カ月間、何の支援も受けていませんでした。今週後半、ユニセフは国連と共に、6カ月もの間人道支援が届けられていないアレッポのアフリーンやシリア北西部の複数の町に、同様の支援を届ける予定です。

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