ユニセフ『ハンド・イン・ハンド』募金
12月23日(祝)JR有楽町駅前
アグネス大使、子どもたちとユニセフ募金を呼びかけ
【2014年12月18日 東京発】
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© 日本ユニセフ協会/2013 |
世界の子どもの現状を訴える、アグネス・チャン大使。(2013年の様子) |
年末恒例のユニセフ「ハンド・イン・ハンド」募金は、1979年の「国際児童年」以来、毎年11月から12月にかけ、全国千数百カ所の街頭で数万人のボランティアが参加して展開します。36年を迎える、本募金キャンペーンを主催する公益財団法人日本ユニセフ協会(東京都港区 赤松良子会長)は、来る12月23日(火・祝)、JR有楽町駅前広場において、本募金キャンペーンを締めくくる募金イベント「グランド・フィナーレ」を開催します。
「ハンド・イン・ハンド募金」キャンペーン
日本のみなさまからお預かりしたユニセフ募金は、東日本大震災に見舞われた2011年を含め、1999年以降10余年にわたり、個人・企業・団体・学校等の民間からのご寄付として、世界最大の規模となっております。今年も、長引くシリア危機や、西アフリカを中心に、史上稀にみる大流行を見せたエボラ出血熱など、支援を必要としている子どもたちのために、大きな支援を寄せてくださいました。
今年、当協会は、「ハンド・イン・ハンド募金」キャンペーンを通じ、こうした“大きな緊急事態”の陰で、肺炎、下痢、マラリアといった先進国では当たりまえに予防や治療が可能な病気で未だに年間200万人以上の子どもたちの命が奪われている現実を知っていただき、こうした静かな緊急事態に晒されている子どもたちへの支援を訴えます。
子どもたちのクリスマスコンサートやダンスパフォーマンスが華を添える中、日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンさんはじめ芸能界・スポーツ界より多くの著名人が、子どもたちと一緒に、有楽町から世界の子どもたちへの支援を呼びかけます。
■第36回ユニセフハンド・イン・ハンド募金キャンペーンテーマ
「予防可能な病気から子どもたちを守ろう〜誰もが大切な“いのち”」
世界では、年間約660万人の乳幼児が命を落としています。そのうち、肺炎、下痢、マラリアは、幼児死亡の3大要因です。肺炎で死亡する子どもは、毎年110万人。下痢で死亡する子どもは、毎年58万人。マラリアで死亡するこどもは、毎年45万人。日本を含む先進国では予防や治療が可能な、本来は守れるはずの命です。
こうした子どもたちの多くは、開発から取り残された国や僻地に暮しています。交通手段のない辺境の村々や、人目につきにくい都市周辺のスラムなど、支援の手がきわめて届きにくい場所で、人知れず命を落としているのです。
予防接種を受けていたら、経口補水塩を摂ることができたら、蚊帳の中で眠ることができていたら、失われずにすんだはずの命です。
一人ひとりの命は等しく大切なもの。誰もが大切な“いのち”です。すべての子どもたちが等しく支援を受ける権利があります。ユニセフは今、すべての子どもに支援を届けるために、予防接種や安全な水、医療品、蚊帳の供給、衛生施設の拡充など、子どもの3大死因に対する取り組を大規模に実施しています。 一人ひとりの命は等しく大切なもの。誰もが大切な“いのち”です。
第36回ユニセフハンド・イン・ハンド募金はすべての子どもたちに等しく支援を届け、予防可能な病気で子どもたちが命を落とすことのない世界を実現するために、“手に手を取って(ハンド・イン・ハンド)”キャンペーンを実施します。
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