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財団法人日本ユニセフ協会
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FCバルセロナ・ユニセフ パートナーシップ

FCバルセロナ、スポーツを通じた教育支援をスタート

【2012年5月11日 スペイン・バルセロナ発】

© UNICEF Spain/2012/Prat
FCバルセロナのマルク・バルトラ選手、ユニセフのアンソニー・レーク事務局長、FCバルセロナ基金のラモン・ポント副会長とバルセロナ市内の学校に通う子どもたち。

5月10日、世界的に有名なサッカークラブチームのFCバルセロナとユニセフは、伝説のスタジアム「カンプ・ノウ」で会見を開催。FCバルセロナが、スポーツと教育分野への支援を通じて、何百万人もの子どもたちの生活改善を目指すユニセフの活動を、引き続き支援することを改めて確認しました。

FCバルセロナは、2006年にユニセフへの支援をスタート。以降、FCバルセロナ基金から、世界の子どもたちのために、毎年150万ユーロがユニセフに提供されています。

このパートナーシップを祝し、ユニセフのアンソニー・レーク事務局長とFCバルセロナ基金のラモン・ポント副会長、FCバルセロナのマルク・バルトラ選手は、ペガソ幼稚園と同小学校の子どもたちとの交流会に参加。子どもたちのリードで、レーク事務局長、ポント副会長、バルトラ選手それぞれに、子どもたちからの質問が投げかけられました。

子どもたちは、たくさんの質問を準備していました。ある子は、「どうしてFCバルセロナは、ユニセフと一緒に活動するの?」と尋ねました。

ポント副会長は、ユニセフが子どもたちの健やかな発達と子どもたちの持つ権利を実現するために活動していることを説明。「こうしたユニセフの活動は、FCバルセロナがこの財団を通して、まさに目指していることです。ですから、私たちは、手を取り合っているのです」と答えました。

ユニセフは、スポーツと遊びは、子どもたちの身体的な発達に貢献するだけでなく、リーダーシップやチームワーク、公平さ、相手への敬意といった重要な価値観を教える非常に重要なものと認識しています。ユニセフは、遊びや学習を通して全ての子どもたちの権利を促進し、そして、FCバルセロナは、こうしたユニセフの活動を支援しているのです。

もしユニセフが無かったら?

レーク事務局長は、"もしユニセフが無かったら、この世はどんな世界だったと思いますか?"と尋ねられました。

これに対し、レーク事務局長は、「何をおいても、もし世界中の子どもたちの権利が守られ、世界中でユニセフが必要とされなくなったら、それは素晴らしいニュースです。」と答えましたが、もしユニセフが活動しなくなってしまったら、多くの子どもたちが、医療を受けられず、学校に通えず、健康に育つことができなくなるだろうと説明。「今のこの世界に、ユニセフが存在しないとしたら、大変なことになるでしょう」と答えました。

また、バルトラ選手に、「もし、FCバルセロナの選手じゃなくなっても、ユニセフを支援し続けますか?」と尋ねた子もいました。

バルトラ選手は、もし自分が有名な選手でなくても、ユニセフを支援するだろうと話しました。しかしながら、有名だからこそ、世間の注目を集め、ユニセフの活動をより大きな形で応援することができるとも答えました。「ユニセフは、私たちのクラブチームのユニフォームにロゴが入っていることを誇りに思ってくださっていると思いますし、私たちも同様に、ユニセフのロゴが入っているユニフォームを身につけることを誇りに思っています。」

レーク事務局長は、「世界中で働くユニセフの全職員が、FCバルセロナとのパートナーシップを喜んでいます」と伝えました。

今回発表された新たなパートナーシップを通じて、FCバルセロナは、ブラジル、中国、ガーナ、南アフリカ各国の1万6,000校に通う子どもたちを支援しています。この取り組みを通じて、授業の中にスポーツやスポーツが尊ぶ様々な価値を取り入れる手法に関する研修を、教員やコーチ5,000人以上に提供する予定です。また、学校にはスポーツ用具が提供され、体育やスポーツ、遊びのための新たなインフラの整備も行われる予定です。

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