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財団法人日本ユニセフ協会

世界の子どもたち

<2004年9月28日信濃毎日新聞掲載>

誰でも出来る年末の募金活動
<日本>


「世界の子どもたちのために、ユニセフ募金にご協力下さーい」 毎年、年末になると、あちこちの街角や学校に響き渡る子どもたちの元気な声。ボランティアによるユニセフの募金活動『ハンド・イン・ハンド』は、1979年の「世界児童年」をきっかけに始まり、今年で26年目を迎えます。

 日本ユニセフ協会は普段、学校やボーイスカウト、ガールスカウトといった、限られたグループの皆さんにだけユニセフ募金の呼びかけをお願いしていますが、『ハンド・イン・ハンド』は登録(申し込み)すれば誰でも募金活動に参加できます。昨年は全国で推定4万人が参加し、合わせておよそ7,100万円もの募金が集まりました。

 「ハンド・イン・ハンド」は、毎年テーマが決まっています。昨年は「女の子を学校へ」でした。参加する子どもたちは事前に、それぞれが所属する団体(学校や地域など)でユニセフの活動について学びます。世界の子どもたち、お母さんたちにどのような支援をしていて、なぜそれが必要なのか−を理解することで、心を込めて募金のお願いができ、多くの人にその目的を分かってもらえるからです。「初めは恥ずかしかった。でも募金してくれた知らないおばさんから、がんばってね、って言われてうれしかった」。参加した多くの子たちはこう話します。そしてもっと大きな声で、呼び掛けができるようになります。『ハンド・イン・ハンド(手に手を取って)』で、日本と世界の子ども達の手が結ばれるのです。 

 今年のテーマは 「みんなで守る幼い命—5歳の誕生日を笑顔で」。今、世界では1年間で1,100万人の子どもたちが5歳の誕生日を迎えることなく亡くなっています。その原因の大半は予防可能な病気なのです。

 申し込みは日本ユニセフ協会協力事業部ハンド・イン・ハンド係(電話番号03−5789−2012)、またはホームページhttps://www.unicef.or.jpからお願いします。

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