報告と子どもの権利
子どもの人権への影響を追跡評価し情報提供することは、企業が子どもへのコミットメントについて真剣に考えていることを示すことになります。企業がその対応の実効性についてモニタリングし、追跡評価することは、その措置が子どもの権利への影響に効果的に対処しているか、そして、方針と手順が適切であるかを検証するうえで重要です。
このツールは、企業が、サステナビリティーに関する報告に、児童労働やコミュニティへの投資といったことを超えた、子どもの権利への配慮を取り入れる方法について述べています。方針・プロセス・事業を通して企業が子どもの権利を尊重し、推進する活動を伝えるための指針を提供しています。また、子どもの権利に関して報告する際の基礎として使用することができる、グローバル・レポーティング・イニシアティブ（GRI）枠組みの要素も提示しています。
このツールは、以下のようなことに使うことができます。
- 子どもの権利についてどのように報告するか理解する
- 子どもの権利に関する報告に使用することができるグローバル・レポーティング・イニシアティブ（GRI）枠組みの要素を理解する
- 会社情報の報告例を確認する
子どもの権利の視点に立ったサステナビリティー報告
著者:ユニセフ
出版: 2013年12月
ダウンロード: 英語版
このツールは、企業がどのように子どもの権利を尊重し、推進しているかを報告し、情報提供することを助けることを目的としています。このツールは、企業が既存の報告枠組みを使って子どもの権利についても報告できるよう、GRI指標を子どもの権利にも拡大して適用する方法を提供しています。
今後、企業向けツールの発行などを予定しています。お知らせをご希望される企業は、フォームよりご登録ください。各種関連情報をお届けします。