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公益財団法人日本ユニセフ協会

国際協力人材養成プログラム

海外インターン体験記

氏名:鶴岡 英幸
派遣先:インド事務所
派遣期間:2013年9月〜2013年12月

修士論文提出後、約3ヶ月半の間ユニセフ・インド事務所の子どもの発達と栄養の部署にてインターンシップをさせて頂きました。インドでは栄養不良による児童の発育不良や貧血が顕著であり、世界の発育不良の児童にある10人に3人はインドにいると言われているほどです。

インターンシップにおける私の主な業務内容は2つありました。1つ目は栄養ライブラリーの作成です。ユニセフ・インド事務所は、メインとなるカントリーオフィスの他に13のフィールドオフィスがあり、それぞれ数十名〜二百名ほどのスタッフが働いています。そのような中、スタッフの知識レベルの体系的な底上げと、それぞれの州で実行されているプログラムの経験とツールの共有化が課題となっていました。そこで、ナレッジマネジメントの一環として、それらを可能にするプラットフォームの作成を行いました。カントリーオフィスのスタッフと協議し、部署の活動に沿って、ライブラリーの骨組みを作成し、政策、ガイドライン、証例などの抽出をし、スクリーニングにかけ、最低限必要と考えられるものを厳選しました。当ライブラリーは、フェーズIIとして、ウェブサイトとして立ち上げられる予定で、外部のウェブデザイナーと契約するために必要な委託事項書の作成も行いました。

2つ目の業務として、栄養指標と水・公衆衛生指標の相関関係の分析の補助を行いました。一般的に、汚水の使用や野外排泄が疾病負荷を増やし、栄養の吸収を妨げ、発育障害の一環となると考えられていますが、それをインドの状況に照らし合わせて、改めて分析しました。これが分かることにより、より効果的な政策介入を行うことができるようになります。分析には、複数の国内の動態調査のデータ(国民健康調査など)を収集しました。その結果、「屋外排泄をしている家庭では、トイレのある家庭と比べて低身長の児童の割合が多い」という傾向が、屋外排泄をしている世帯の割合が多い州でより顕著なこと等が分かりました。

その他に、政府機関やドナーに対するプレゼンやレポートの作成、ステークホルダーとの会合やワークショップにも参加させて頂きました。

限られた期間ではありましたが、様々な仕事を垣間見ることができ、今後のキャリアを形成していく上で、とても参考になりました。

最後に、このような機会を与えてくださった日本ユニセフ協会やユニセフ・インド事務所をはじめ、支援して下さった方々へ感謝の意を申し上げます。

部署の同僚と
参加したワークショップの様子
インドの子どもたち

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