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ジャワ島地震情報 第8報
予防接種で感染症を防ぐ

子どもと大人にワクチンを

©UNICEF Indonesia/2006/Punomo
はしかの予防接種を受ける被災地の子ども。

インドネシアジャワ島中部で発生した大地震から2週間以上がたち、ユニセフは、大規模な予防接種キャンペーンを開始しました。

「ジョクジャカルタや中部ジャワのように人が多い状況では、はしかは簡単に広がってしまいます。」ユニセフインドネシア事務所広報官のスブロトは言います。この危険性に対処するため、ユニセフとWHO(世界保健機関)、インドネシア保健省は6月7日、6ヶ月〜5歳までの子どもを対象としたはしかの予防接種と、免疫を高めるためのビタミンA補給キャンペーンを始めました。

©UNICEF Indonesia/2006/Punomo
災害後の感染症を予防するために、はしかや破傷風のワクチンや、免疫を高めるためのビタミンA錠剤がジャワ島中部の被災地一帯に提供されました。

大人にとっては、破傷風も大きな懸念事項となっています。通常、破傷風は災害後に傷口から破傷風菌に感染した10日〜15日後に発症します。感染を予防するため、15歳〜60歳の人々に破傷風の予防接種を実施しています。

中部ジャワとジョクジャカルタで計32万人の子どもが予防接種の対象となり、少なくとも120万人の青少年と成人が破傷風予防接種の対象となります。

学校の再開に向けて

ユニセフは、7月17日の新学年の開始までに、10万人の子どもが小学校に戻ることができるように、学校用テント1,000張を被災地に届けています。現場で実務を統括しているユニセフのジュリアン・ハーニスは言います。「最も被害の大きかった2つの州から、学校用テントの提供を要請されました。州はユニセフの支援を求めていて、ユニセフも支援する用意ができています。」

ユニセフの臨時倉庫には、6月3日までに90張のテントが到着しました。最初の14張のテントは6月5日と6日の試験に間に合うよう、倉庫から24時間以内に現地に届けられ、組み立てられました。

5月27日の地震で、900校以上の小中学校が全半壊したと推定されています。子どもだけでなく、多くの教員も精神的外傷(トラウマ)カウンセリングを必要としています。

学校用テントは、輸送費も含めて1張約2,000ドル(約22万円)かかります。ユニセフは、仮設校舎の敷地内に、水飲み場とトイレも設置する予定です。被災地の学校に通う子どもの数は45万人以上とみられています。新学年が始まるまでに、ノートやペン、教科書などの十分な教材が全ての子どもに行き渡るようにしなければいけません。

火山の危険が迫る

支援活動が続く中、インドネシアで最も危険な火山であるムラピ山の活動が活発化していることが懸念されています。6月8日、高熱の火山灰やガスが南側に流れ降り、数千人の人々が安全のために避難しました。

5月13日にムラピ山の活動が活発化して以降、火山近くに住む5,000人以上がキャンプで生活しています。そのうち多くの人は、日中は仕事のために山腹へ戻り、夜はキャンプで生活しています。

スブロトは、地震の前から火山の活動はユニセフの主要な懸念事項だったと言います。「1年半以上、私たちはムラピ山の活動を注意深く監視してきました。今、私たちは必要な時に政府を支援できるよう物資を手配しており、ジョクジャカルタの倉庫に再備蓄を始めています。」

現在は、火山近くの3つの村が避難しており、周辺の6つの村が待機しています。

ユニセフは、インドネシア政府と緊密に協力しながら、避難に備えて活動しています。最悪のケースでは、大噴火によって8万人が被災する可能性があります。

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◇ 募金のお願い ◇

 ユニセフは、ジャワ島地震に被災した子どもたちのための緊急支援を行っています。
皆さまのご協力をお願いいたします。
(募金の受付は9月末日までとさせていただき ます。)