
「2002年世界子供白書」 統計
データについての一般的留意事項(「2002年世界子供白書」より)
以下の各統計表には、データとともに定義、データの出典、記号の説明をつけた。可能なかぎり、担当の国連機関のデータを使用してある。国際的に標準化された推定値がない場合は、他の情報源、とくに適当なユニセフ現地事務所から受領したデータを用いた。可能な場合には各国の包括的または典型的状況を表すデータを用いた。
最近人災または天災の影響を受けた国については、データの質に悪影響が生じている可能性がある。国の基本的な社会基盤が破壊されたり、大規模な人口移動が生じた国についてはとくにその可能性が大きい。
平均余命、合計特殊出生率、粗出生率、粗死亡率などいくつかの指標は、国連人口局が日常的に行っている推定・予測作業から得られたものである。これらを含む国際的な推定値は定期的に改訂されているため、ユニセフの過去の刊行物のデータとは異なることもある。
今年の統計表にはこれまでのものよりも多くの新しいデータ、とくに最近実施された「多重指標クラスタ調査」から得られたデータが掲げられている。これは、子どものための世界サミットの目標に向けた進展を10年間の終了にあたって振り返る作業でも得られなかったデータの空白を埋めるため、1999年から2000年にかけて約70カ国で実施された世帯調査である。
表3の予防接種率の算出方法を大きく改めた。新たな算出方法では、定期的に作成されているものか調査にもとづくものかは問わず、この10年間で作成されたすべての予防接種率データを詳細に見直すとともに、国際的専門家および各国の専門家の意見も活用しながら、10年間の時系列推定値を算出している。より詳しい情報は<www.childinfo.org>参照。この手法は、『統計で見る子どもの10年』(Progress
since the World Summit for Children: A Statistical Review)に掲載した推定予防接種率の算出にあたって採用したものである。
統計表にはこのほかにも若干の変更が加えられている。過去の統計表で用いられていた1人あたりの国内総生産(GNP)に代えて、1人あたりの国民総所得を採用した。これは世界銀行が最近行なった変更を反映したものである。同様の理由から、1人あたりのGNPの推移に代えて、1人あたりの国民総生産(GDP)の推移を採用している。表1では初等学校総就学率に代えて初等学校純就学/通学率を採用した。これは、いっそう有益な教育指標である後者のデータが利用しやすくなったことを反映したものである。表3では、成人のHIV感染率を新たに加えるとともに、下痢の治療に関する現在の勧告(水分補給の増加および授乳・食事の継続)を反映するためにORT指標を改訂した。表8には、1999年から2000年にかけての5歳未満児死亡率の削減率を挿入した。これにより、3分の1の国々が10年間で3分の1以上の削減を達成したことがわかる。
それぞれの表に掲げられた地域別平均または地域別合計の算出にあたっては、×がつけられた国を初めて含めないこととした。
記号の説明
統計編の目的は世界の子どもと女性の状況に関する全体像を示すことにあるので、データについての詳細な説明や注は別の場所に掲げるのが妥当である。表に掲げたデータを説明するため、以下の記号を用いた。
| - |
データが存在しないことを示す。 |
| h |
1999年末時点のHIV感染率を推定するのに充分なデータが存在しないことを示す。その場合の推定値の算出は、WHO/エイズ・グローバル・プログラムが発表した1994年の推定感染率を当該国の1999年の成人人口に当てはめることにより行なった。 |
| x |
データがコラムの見出しで指定されている年次もしくは期間以外のもの、標準的な定義によらないもの、または国内の一部地域のみに関するものであることを示す。 |
| y |
標準的な定義によらないデータまたは国内の一部地域のみに関するデータではあるが、地域別・世界全体の平均値の算出にあたっては計算に入れられたことを示す。 |
| * |
データが、コラムの見出しで指定されている期間内に入手できたもっとも最近の年次のものであることを示す。 |
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