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| 学校の教室でも安全な水を飲めるようになりました。 ©Harandane Dicko |
マリの人びとを長年苦しめてきた寄生虫病「メジナ虫病」を根絶しよう!この目標に向かって1L for 10Lの支援は続いてきました。安全な水の普及がメジナ虫病の根絶に最大の効果を発揮します。2015年、マリで確認されたメジナ虫の発症は1件、政府もメジナ虫病根絶宣言に向けた国家委員会を発足させ、根絶への道筋がつけられました。ひとつの大きな節目を迎え、このプログラムは本年が最終年となります。
安全な水は寄生虫病をなくすだけでなく、生活すべての基盤となり暮らしを変えてゆきます。病気の不安から解放され、元気に学び、遊ぶ子どもたちの声が村に響きます。プログラムは子どもたちに多くのものをもたらしています。
*ボルヴィックがユニセフの支援を通じて作った井戸から10年間にわたって供給される水の総量を元に算出しています。
コミュニティに井戸や給水設備ができたことによって、人々が健康な生活を送れるようになっています。
水汲みで忙しかった子どもたちは、学校に行く時間や友だちと遊ぶ時間ができるようになりました。
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| 完成した手押しポンプ付井戸 | 学校に通う子どもたち | プログラム支援地の子どもたち |
女性たちの水汲みの負担も軽減され、家事に費やす時間も増えました。
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| 女性の住む村に 井戸ができました |
食事の仕度をする女性 | 以前使っていた浅井戸の水は 洗濯に使われています |
写真クレジット全て:© 日本ユニセフ協会

2008年にVolvic「1L for 10L」プログラム の支援でソーラーパネルを利用した給水設備ができたゴロンボ村。
村の小学校には子どもたちをはじめ、ゴロンボ村の人々や私たちの訪問を知って隣村から来てくれた大勢の人々が集まり、あたたかく迎えてくれました。 村の人々は日本で起きた未曾有の大惨事を心配し、被災された方々を思うメッセージや贈り物をたくさん寄せてくれました。中でも、ゴロンボ小学校の生徒、63人が力を合わせ5日間かけて制作した巨大なタペストリーには、手を繋ぎ、しっかりと前を向いて立つ人々が描かれ、「困難な状況を僕たち、私たちと一緒に乗り越えよう!」という子どもたちの思いがこめられています。また、たくさんの民芸品のほかに、被災された方たちのために役立ててほしいと、村の人々から50,000CFA(セーファーフラン)を上回る募金も預かりました。
Volvic「1L for 10L」プログラムの支援がきっかけで始まったゴロンボ村と日本の繋がり。支援の枠を超えた強い絆が生まれています。