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財団法人日本ユニセフ協会

世界の子どもたち 世界の子どもたちは今

インドスライドショー

19. 女性グループ
<ハザリバー県プルハラ村>

写真
©日本ユニセフ協会

グループで行う活動には、問題解決の他に、貯蓄と融資の活動があります。グループメンバーは、各々週に2〜10ルピー(日本円で、5円〜25円)ずつグループの貯蓄に出し合います。そして、グループ全体の貯蓄がまとまった額になると、メンバーが順にそのお金を借りて、様々な活動を始めるのです。現金収入のない女性は、お金の代わりに毎日1握りずつ米を貯めて、1週間分のお米を現金化し、グループの貯蓄にあてています。グループの貯蓄から、融資を受けて、お店をひらき、雑貨を売ったり、野菜やハーブを育てて売ったりし、女性は収入を得ます。融資の返済のときは、月に4%前後の利子をつけて返します。利子は、グループの運営費とグループの貯蓄に充てられます。グループの金庫とかぎと帳簿は、それぞれ別の女性が保有し、不正のないよう管理しています。

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