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財団法人 日本ユニセフ協会

子どもを取り巻く悪の巨大産業 子どもポルノ

  サイバースペースにおける 子どもの商業的性的搾取を根絶するために

あらゆる人々を国境を越えてつなげるインターネットは、私たちの生活に多くの恩恵をもたらしましたが、その急速な発展の陰で、子どもたちが新たな暴力被害の危機にさらされています。

ネット上には子どもポルノウェブサイトや子どもの性的虐待画像が氾濫しています。こうしたサイトは、2006年には、34万に達し(NCMEC調べ)、被害にあった子どもたちは、多くの人の目にさらされることで何度も虐待を受け、身体だけでなく心にも深い傷を負っています。

30億米ドル規模と言われる巨大産業の消費者は、悲しいことに日本も含む欧米先進諸国です。

子どもポルノとは?

「児童ポルノ」とは現実の若しくは擬似のあからさまな性的な行為を行う児童のあらゆる表現(手段のいかんを問わない。)又は主として性的な目的のための児童の身体の性的な部位のあらゆる表現をいう。

【児童の売買、児童買春及び児童ポルノに関する児童の権利に関する条約の選択議定書 (2000年)】