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公益財団法人日本ユニセフ協会

子どもの保護を最優先に

女性性器切除/カッティング(FGM/C)

©UNICEF/UNI42930 /Pirozzi
"ダヤ"と呼ばれる伝統的な施術者の女性が、切除に用いる刃を手にしている(エジプト)

女性性器切除(female genital mutilation/cutting、以下FGM/C)とは、アフリカや中東、アジアの一部の国々で行われている、女性の性器の一部を切除してしまう慣習です。きわめて強い社会的な規範に支えられ、家族はその害を知っていても自分の娘にFGM/Cを受けさせていることが少なくありません。

FGM/Cを受けた女の子や女性は、出血が続き、感染症や不妊、死のリスクにさらされます。女子と女性の人権侵害であるとともに、健康面及び精神面で長期的な影響を及ぼすFGM/C根絶にむけて、ユニセフはパートナーとともに活動しています。

FGM/C根絶の日
毎年2月6日は、国際女性性器切除(FGM/C)根絶の日(ゼロ・トレランス・デー)です。

2月6日『国際女性性器切除(FGM/C)根絶の日』 世界に広がる悪しき慣習(2016年2月5日)

主要データ
©UNICEF/UNI42923/Pirozzi
保健所に貼られている、FGM/C撲滅のための啓発ポスター。
FGM/Cの処置を受けさせるために、嫌がる娘を無理やり病院に連れてきた母親と、処置を断る医者が描かれている。「医療的な観点からみると、FGM/Cは女の子を最も傷つける行為である」という文が、この絵の横に添えられている。
  • 世界30カ国の少なくとも2億人の女の子たちや女性たちがFGM/Cを経験している。うち、半数以上が3カ国(インドネシア、エジプト、エチオピア)に集中している
  • FGM/Cを経験した2億人以上のうち、15歳未満の女の子は4,400万人。FGM/Cを経験している15歳未満の女の子の割合が最も高い国々は、ガンビア(56%)、モーリタニア(54%)、インドネシア(49%)
  • 現在の傾向が続けば、2030年までに、さらに1億5,000万人の15〜19歳の女性がFGM/Cを受けることになる見込み
  • FGM/Cを経験している15〜19歳の女の子の割合が最も高い国々は、ソマリア(98%)、ギニア(97%)、ジプチ(93%)
  • FGM/Cを受ける女の子は多くの場合、5歳の誕生日を迎える前に受けている
  • FGM/Cは、女性と子どもの権利の侵害である
  • 2008年以降、20カ国の1万5,000以上のコミュニティで、FGM/Cを廃止するという公式宣言が出され、5カ国がFGM/Cを違法とする法案を可決している。
  • FGM/Cに関する統計が存在する国でも、多くの人がFGM/Cを廃止すべきと考えており、この慣習に対する非難が広まっている

[出典] Female Genital Mutilation/ Cutting: A Global Concern, 2016

ストーリー

【関連動画】
※この動画は2013年8月に公開され、動画内の数字などはその当時のものです。
現時点の最新の数字につきましては、上記の主要データをご覧ください。

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