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財団法人日本ユニセフ協会
「エスター・グルマさん インタビュー」
Interview with Esther Guluma

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6.ユニセフの活動を通じて

経験されたことの中で、もっとも感動した事柄は何でしょうか?

働き始めた頃、リベリアに赴任したのですが、そのときリベリアはまだ紛争下にありました。そのとき、子どもたちが紛争によっていかに傷つけられているかが分かりました。それが一番印象に残っていますね。

ユニセフではトラウマに対処するためカウンセリングを行っているのですが、そのときの話です。子どもの兵士として徴用されていた子どもをユニセフが支援するセンターで保護しました。最初は、ひとことも喋らず、微笑むこともなかった。服を着せても、それを枯れた井戸に捨ててしまう。そんな状態だったのです。それが、しばらくたったある日、みんなが部屋で歌っていると、一緒に歌いだしたのです。小さいとき、その歌を聴いたことがあって、それを覚えていたらしいのです。後で分かったことなのですが、彼は拉致される前、小学校6年生まで学校に通っていたのです。彼はユニセフの「再会プログラム」のおかげで、家族と無事再会を果たしたという話です。

なぜユニセフの職員になったのですか?

ユニセフの前はUSAID(アメリカ開発庁)に勤めていたのですが、ユニセフには「現場」があり、やりがいのある職場だと感じたから移りました。人と人とのやりとりがある職場に、とてもやりがいを感じています。

© UNICEF/HQ07-0148/Petterik Wiggers
エチオピアのプランピーナッツ工場のオープニングに立ち会ったユニセフ事務局長ア ン・ベネマン

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