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日本ユニセフ協会
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世界の子どもたち

チャド
妹の病気が治るまで 急性栄養不良が深刻なサヘル地帯

【2017年5月3日  マオ(チャド)発】

アミナちゃん(9歳)の妹、ザラちゃん(2歳半)は、重度の栄養不良に苦しみ、チャドのマオにある栄養治療センターに入院しています。

妹の病気が治るまで

治療食を食べるザラちゃんを見守るアミナちゃん。

©UNICEF Chad/2016/Tremeau

治療食を食べるザラちゃんを見守るアミナちゃん。

「下痢の症状があって、たくさん吐いたから病院に連れて行ったの。1週間入院したけど、治療食のおかげで2か月したら治ったよ」とアミナちゃんは言います。

「妹が病気になって、とても悲しかった。一緒に遊べなかったから。今は、良くなってすごく嬉しい」

「お薬とミルクをたくさんもらったよ。体重が増えたら、前みたいに泣き続けなくなった。まだ体は弱いけど、一緒に朝ごはんを食べて遊べるようになったの」

急性栄養不良に苦しむ子どもたち

インフラ設備の整っていない道。

©UNICEF Chad/2016/Tremeau

インフラ設備の整っていない道。

2017年、生後6カ月から6歳未満までの22万人以上の子どもたちが、重度の急性栄養不良に陥る危険にさらされており、チャドの子どもたちの40%が、中度の急性栄養不良に苦しんでいます。

チャドでは、医薬品と訓練を受けた保健員の不足、不十分なインフラ設備、高額な治療費用が原因で、保健治療・栄養サービスが行き届いていません。

欧州委員会人道援助局(ECHO)と英国国際開発省(DFIF)などの支援により、今年の第3四半期までに必要な量の、すぐに食べられる栄養治療食(RUTF)と必須医薬品を確保できました。ユニセフは、8万5,000箱の栄養治療食や治療に必要な物資を調達しました。これにより、6万2,800人以上の重度の急性栄養不良に苦しむ子どもたちを治療できます。

栄養不良の診察の様子。

©UNICEF Chad/2016/Tremeau

栄養不良の診察の様子。

さらに、保健員706人に、重度の急性栄養不良の子どもたちの治療や物資管理に関する訓練を行い、コレラの危険性が高い25の地域に対して、コレラの予防と初期消毒のための支援物資を提供しました。

 

 

 


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