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日本ユニセフ協会
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フィリピンを襲った大型台風マンクット
75万人の子どもを含む150万人が被災
ユニセフ・フィリピン事務所、直ちに緊急支援を開始 448万米ドルの財政的支援を要請

【2018年9月20日  フィリピン発】

2018年9月15日、大型台風マンクットがフィリピン・ルソン島の北部に上陸。風速205km、最大時速285kmに達し、フィリピンに上陸したカテゴリー3の台風としては、今年最大の強さを記録しました。9月20日現在、75万人の子どもを含む150万人が支援を必要としています。

大型台風マンクットによって自宅を破壊され、1歳の娘を抱いてたたずむ母親のゴンザレスさん。

© UNICEF/UN0236645/Maitem

大型台風マンクットによって自宅を破壊され、1歳の娘を抱いてたたずむ母親のゴンザレスさん。(2018年9月16日撮影)

ユニセフは水と衛生分野において、台風到来前から準備しておいた支援活動を開始し、影響を受けた地域に600個の衛生キットと、2,000個の水キットを配布しました。配水管が停電や洪水、土砂崩れの影響で使用できず、多くの家庭でトイレが使用できていないことも想定されます。さらに避難所では女性、子ども、青少年たちなど脆弱な立場の人々が、虐待や搾取の危険にさらされています。先住民の地域や鉱山地域の住民が避難を余儀なくされていますが、保護者を伴わない子どもや家族が離れ離れになる危険が高まっています。

ユニセフ・フィリピン事務所は、政府主導の災害調査に協力し、支援が必要な地域の特定を始めています。被災した人々は、生活の再建に向けて困難に直面しています。

ユニセフ・フィリピン事務所は、大型台風マンクットによって被害を受けた子どもに支援を届けるため、448万米ドルの財政的支援を要請しています。これによって下記の支援を展開することが可能になります。

<保健>

  • 2万5,000人の女性、保護者と2万5,000人の5歳未満の子どもに、急性栄養不良を防ぐためのビタミンAの配布や適切な離乳食の提供、予防接種の実施

<教育>

  • 2万9,000人の学齢期の子どもと600人の教育関係者に、暫定的な学習スペースと教材の提供、心理社会ケアの実施

<水と衛生>

  • 3万7,500人と5,250人の5歳未満の子どもに安全な水と基本的な衛生キットを提供

<心のケア>

  • 14万8,000人と避難を余儀なくされた6ヶ月から18歳までの子ども7万人に心理社会ケアを提供

<子どもの保護>

  • 児童労働、暴力や虐待から子どもたちを守り、保護者を伴わない子どもの報告・照会制度の強化
台風によって壊れた自宅のそばに立つ女の子。(2018年9月16日撮影)

© UNICEF/UN0236641/Maitem

台風によって壊れた自宅のそばに立つ女の子。(2018年9月16日撮影)

◇ 自然災害緊急募金のお願い ◇

ユニセフは、世界各地で発生している洪水や地震などの自然災害の被災者のために、緊急・復興支援活動を行っています。日本ユニセフ協会では、ユニセフが各地で実施する自然災害への緊急・復興支援活動を迅速に支援するため、自然災害緊急募金を受け付けています。

皆様のご協力をお願い申し上げます。


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