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日本ユニセフ協会
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イエメン
保健施設への攻撃を非難
医療・保健の不足は銃弾よりも多くの命を奪う
ユニセフ事務局長声明

【2015年10月27日  ニューヨーク発】

ユニセフ事務局長アンソニー・レークは、イエメンで保健施設が攻撃に遭ったことを受け、以下の声明を発表しました。

* * *

ユニセフ事務局長の声明

栄養不良の治療ケアを受ける子ども。

©UNICEF Yemen/2015/Yassir Abdulbaki

栄養不良の治療ケアを受ける子ども。

イエメンのサヌアで今日、保健施設が攻撃を受けたとの報告がありました。保健施設への攻撃は、3月に暴力が激化して以来、39件目です。加えて燃料、医薬品、電力、ガソリン、水などの深刻な不足が、さらに多くの施設を機能停止に陥らせる恐れがあります。

銃弾や爆撃で亡くなる子どもよりももっと多くのイエメンの子どもたちが、医薬品や保健ケアの不足によって命を落とすでしょう。予防可能な病気が深刻な脅威ととなり、栄養不良によって命の危険に直面している子どもの数は、3倍の50万人以上に上っています。

イエメンでは、1,000万人の子どもたちが人道支援を必要としています。私たちユニセフは、関係するすべての人々に、国際人道法を尊重すること、そしてこの悲劇を終わらせることを訴えています。

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