メニューをスキップ
日本ユニセフ協会
HOME > ニュースバックナンバー2020年 >

五輪スイマーからユニセフ職員へ
ユニセフ教育専門官 井本直歩子さんの横顔

【2020年3月19日  東京発】

©Naoko Imoto

井本直歩子 ユニセフ教育専門官。ユニセフが支援するハイチの学校の子どもたちと。

3月19日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け規模を縮小して行われる五輪の聖火引き継ぎ式で、ギリシャのオリンピック委員会から聖火を受け取る日本側の代表に、ユニセフ・ギリシャ事務所の井本直歩子さんが起用されました。

1996年のアトランタオリンピックに出場された井本さん。国際協力の道に進まれたきっかけを、次のようにおっしゃっていました。

「国際大会に出られるようになって、ボロボロの水着で出ている選手や、日本の選手ならあたり前の栄養バランスなど考えずに、とにかく普段食べられないものを食べている選手たちがいることに気が付いたことから、途上国や紛争地での支援活動の世界に進むことを決めたんです。」

©日本ユニセフ協会/2011

東日本大震災の支援現場で、子どもたちの心に寄り添う井本さん。

2007年にユニセフ職員となってからは、世界中のユニセフの現場の中でも特に子どもたちが厳しい状況に置かれている場所ばかりを渡り歩いていらっしゃいます。2011年には、当時の勤務地のハイチから、東日本大震災の緊急支援現場にも駆けつけてくださいました。

 

過去にご紹介した主な記事や動画で、ユニセフ職員としての井本さんの横顔をご紹介します。

 

世界の様々な現場から

東日本大震災 被災者支援 (2011年3月25日 /宮城県石巻市の避難所)

-井本直歩子(いもとなおこ)氏 略歴-

©日本ユニセフ協会

1976年生まれ。東京都出身 3歳から水泳を始める

1996年 アトランタ五輪800mリレー4位 1994年アジア大会50m自由形優勝 元日本記録保持者

1999年 米国の大学卒業

2001年 慶應義塾大学に復学中 スポーツジャーナリストとして雑誌等で活躍

2001年 慶應義塾大学総合政策学部卒業

2003年 マンチェスター大学大学院卒業

2003年 国際協力機構(JICA)インターンとしてガーナ共和国に派遣

2004年 JICAシエラレオネ企画調査員

2005年 JICAルワンダ企画調査員

2007年 ユニセフ・スリランカ事務所 教育専門官

2010年 ユニセフ・ハイチ事務所 教育専門官

2011年 東日本大震災の緊急・復興支援活動に参加(ハイチからの派遣) 教育分野の支援を担当

2013年 ユニセフ・フィリピン事務所 台風30号で被災したタクロバンで教育分野の支援を担当

2014年 ユニセフ・マリ事務所 教育専門官として、学校再開事業(学校に通うための環境整備、教材作成)、民族間対立の緩和のためにスポーツを活用した平和促進ほかに携わる

2016年 ユニセフ・ギリシャ事務所 教育専門官(教育部門チーフ)として、難民・移民の教育支援、教育プログラムの策定などを担当

 

【関連動画】

シェアする


トップページへ先頭に戻る