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日本ユニセフ協会
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シリア
子ども4人が死亡、2人が負傷 ユニセフ・シリア代表声明

【2021年1月31日  ダマスカス(シリア)発】

ユニセフ(国連児童基金)シリア事務所代表のボー・ビクトル・ニルンドは、シリアで続く暴力について、以下の通り声明を発表しました。

* * *

日々危険に晒されている子どもたち

暴力により、アフリンからアレッポの農村部にある避難民キャンプに逃れた子どもたち。(2021年1月19日撮影)

© UNICEF/UN0401397/Almatar

暴力により、アフリンからアレッポの農村部にある避難民キャンプに逃れた子どもたち。(2021年1月19日撮影)

本日、アレッポ北部の農村部アザーズで、12歳の少女1人が襲撃により死亡したと報じられました。数十人の負傷者の中には男の子2人が含まれ、そのうちの1人は1歳に満たない男の子です。また、昨日には、同じくアレッポ北部のアフリンでも、3人の子どもが爆発により命を落としました。

これらの最近の攻撃は、シリアでは今も暴力が続いており、子どもたちが日々危険に晒されていることをはっきりと物語っています。

今年に入ってから、シリアでは少なくとも22人の子どもたちが命を落としたと報告されています。

ユニセフは、紛争のすべての当事者に向けて、いかなる時も子どもたちを守り、民間人の居住地域での暴力を止める義務があることをあらためて呼びかけます。

紛争開始から間もなく10年が経過する今も、子どもたちは、破壊、避難、死という最も深刻な影響を受け続けています。彼らは命、家、子ども時代を失いました。シリアでの暴力は終わらせなければなりません。

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