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【2016年6月23日 ニューヨーク/ボゴタ(コロンビア)発】
ユニセフ(国連児童基金)のラテンアメリカ・カリブ海諸国地域事務所代表 マリタ・ぺルセバルは、コロンビア政府とFARC-EP(コロンビア革命軍)との停戦協定を受けて、以下の声明を発表しました。
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© UNICEF/UN013282/LeMoyne
かつて武装グループと行動をともにしていた女性の話と話をするスタッフ。
ユニセフは、本日、コロンビア政府とコロンビアの主要な反政府武装勢力であるFARC-EPとの間で、国内の紛争を終結させる停戦および武装解除に関する二者合意が署名に至ったことを歓迎します。
コロンビアではこの50年間、戦争しか知らない子ども世代が、何世代も続きました。多くの少年たち、少女たちが殺され、負傷し、親を亡くし、強制的に家を追われ、武装グループに徴用され、性的虐待に遭い、学校に行くことができませんでした。
国の調査では、コロンビアで紛争の被害者と登録されている770万人のうち、250万人-3人にひとり-が子どもであることを示しています。調査が開始された1985年以降、およそ230万人の子どもが国内避難民となり、8,000人が行方不明となっています。
今この国は、その歴史の暗黒の章に終わりを告げようとしています。
ユニセフは、紛争に苦しめられた子どもたちを救う国の努力を支える用意ができています。そしてこの和平協定が、長期的な平和への抜本的な1歩となることを願っています。
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