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日本ユニセフ協会
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シリア・イドリブ
化学兵器使用の疑いのある攻撃を非難
子どもたちの苦難に終結を
ユニセフ事務局長 声明

【2017年4月4日  ニューヨーク発】

シリア北部のイドリブで、化学兵器の使用が疑われる攻撃があり、子どもたちが犠牲になったことを受け、ユニセフ(国連児童基金) 事務局長アンソニー・レークは以下の声明を発表しました。

子どもたちの苦難に終結を

ダマスカスの農村地帯でフェンスをつかむ男の子(2017年2月9日撮影))※本文との直接の関係はありません。

© UNICEF/UN055727/Al Shami

ダマスカスの農村地帯でフェンスをつかむ男の子(2017年2月9日撮影))※本文との直接の関係はありません。

化学兵器の使用が疑われる攻撃にあったシリアのイドリブの通りで、子どもたちが嘔吐し、死んでいく姿を映した映像は、あまりに恐ろしく、観るに堪えないほど痛ましいものです。私たちは、犠牲となられた方々とそのご遺族に心よりご冥福お祈りいたします。

もし事実なら、これらの攻撃が私たちを憤慨させるだけで終わってはなりません。これによって、この破壊的な暴力を終結させる力と能力を持つ人々は、行動せざるを得ないはずです。

そして、残虐な武器の使用が疑われるこの攻撃が、アレッポ、ダマスカス、ハマなど他のシリアで起こっている暴力を見えづらくしてはなりません。また、包囲された地域に閉じ込められ、人道支援を受けることができない28万人以上の子どもたちの日々の苦難から注意をそらさせてもいけません。

シリアの子どもたちはあまりにも長い間、あまりにも多くの苦難をしいられてきているのです。

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