2025年4月21日東京発
ユニセフ・こども家庭庁共催キャンペーン「こどものけんりプロジェクト」の応援キャラクター、ジーン&ケーンのテーマソングが公開されました。今朝から始まったNHK Eテレ「The Wakey Show」の新コーナー、「しらべて!ジーン&ケーン」でも放送中です。耳に残るメロディと、ジーン&ケーンのキュートな歌声をぜひ聴いてみてください!
ジーン&ケーンのテーマソングができました!
「しらべて!ジーン&ケーン」は、「こどものけんりプロジェクト」の応援キャラクターである記者コンビのジーンとケーンが、みんなからの「しらべて!」のリクエストに応えいろんなことを取材する、ちょっとためになる月1回の新コーナーです。
初回「なんで子どもはメッセージアプリを自由に使えないの?」の再放送は、今日4月21日(月)17:10から。その他、NHKプラスで今日から1週間、NHKオンデマンドで2週間、配信しています。
「しらべて!ジーン&ケーン」の今後の放送時間は下記の通りです。ぜひ、次回以降もお楽しみに!
放送時間: NHK Eテレ 07:00〜07:20 |
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「こどものけんりプロジェクト」について
©NED
公益財団法人 日本ユニセフ協会とこども家庭庁が2024年9月より共催する「こどものけんりプロジェクト」は、日本における「子どもの権利」の正しい理解と普及を通じた子どもたちのウェルビーイングの向上を目指すキャンペーンです。
本プロジェクトがスタートした2024年は、「子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)」の誕生から35年、日本批准から30年目の節目の年にあたります。しかしながら、日本国内の「子どもの権利条約」の認知度は、成人で2人に1人、小学校低学年では6人に1人に限られ、またその半数以上は「名前だけ聞いたことがある」にすぎません(こども家庭庁 2024年4月発表)。
子どもたちは、自分自身が生まれながらに権利をもつ=「子どもの権利」を知ることを通じ、自分自身の尊厳や価値に気づき、周囲の人々も人権を持った存在だと認め、互いに他者の権利を尊重することを学べるのです。「子どもの権利」を知ることが子どもたちのウェルビーイングの向上に資することは、日本をはじめ複数の先進国で、ユニセフ(国連児童基金)が各地の教育行政機関や学校・園とともに進めている「子どもの権利教育(子どもの権利を大切にする教育)」の実践の中でも裏付けられています。
2023年4月、こども家庭庁の創設と併せ、すべてのこどもと若者が幸せな生活を送ることができる社会を目指す「こども基本法」が施行されました。この「こども基本法」に基づき2023年12月に閣議決定された「こども大綱」では、こども・若者は権利の主体であり今とこれからの最善の利益を図ること、 こども・若者と共に進めていくこと、といったこども施策に関する基本的な方針を掲げ、こども・若者が権利の主体であることを社会全体で共有していくことを重要事項としています。
「こどものけんりプロジェクト」では、教育番組や教材の開発に多くの知見を持つ(株)NHKエデュケーショナルの協力を得て新たに開発したユニセフ「子どもの権利を大切にする教育」用の教材を全国(約5万の幼稚園や小中高校など)に展開しています。また、「子どもの権利条約」誕生40年(2029年)を見据えながら、SDGs(持続可能な開発目標)達成目標年の2030年3月末までの期間、さまざまなステークホルダーのみなさまとも連携して、「子どもの権利」の啓発と普及に取り組んでまいります。