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プレスリリース

少なくとも 35 人の子どもが死亡
スーダン、攻撃で民間人が多数死傷
ユニセフ事務局長声明「最も強い言葉で非難」

2025年7月15日ニューヨーク/アンマン(ヨルダン)/ポートスーダン

スーダンで、コミュニティへの攻撃により、子どもを含む多数の民間人の死傷者が出たことを受け、ユニセフ(国連児童基金)事務局長のキャサリン・ラッセルは以下の声明を発表しました。

攻撃された国内避難民キャンプから逃れてきた子ども(スーダン、2025年4月16日撮影)※本信の内容と直接の関係はありません

© UNICEF/UNI781069/Jamal
攻撃された国内避難民キャンプから逃れてきた子ども(スーダン、2025年4月16日撮影)※本信の内容と直接の関係はありません

少なくとも 35 人の子どもが死亡

先週末、スーダンの北コルドファン州のシャグ・アルノム村やヒラト・ハミド村を含む、バラ市周辺のコミュニティが恐ろしい攻撃に遭い、少なくとも24人の男の子、11人の女の子、2人の妊婦を含む450人以上の住民が命を落としたと報告されています。数十人が負傷し、多くの行方不明者がいることから、子どもの死傷者の数はさらに増えることが懸念されます。

これらの攻撃は許しがたい行為です。暴力の恐るべき激化であり、人命、国際人道法、そして人間として最も基本的な人道原則を完全に無視しています。

直ちに暴力行為の停止を

暮らしていた国内避難民キャンプが攻撃され、さらに避難をしてきた家族の様子(スーダン、2025年4月16日撮影) ※本信の内容と直接の関係はありません

© UNICEF/UNI781104/Jamal
暮らしていた国内避難民キャンプが攻撃され、さらに避難をしてきた家族の様子(スーダン、2025年4月16日撮影) ※本信の内容と直接の関係はありません

ユニセフは、今回の攻撃を最も強い言葉で非難します。私たちは、全紛争当事者に対し、直ちに暴力行為を停止し、国際人道法および「区別」「均衡性」「予防」の原則を含む、国際法の下での義務を遵守するよう強く求めます。

民間人、特に子どもは、決して攻撃の対象になってはなりません。すべての違反の申し立ては独立して調査されるべきであり、責任を問われなければなりません。国際法違反、特に子どもの命が危険にさらされるような違反に対して、処罰されない状態は決して容認できません。

この残虐な暴力により犠牲となった方々のご家族、および影響を受けたすべての方々に、心よりお悔やみを申し上げます。

 

注記

北コルドファン州の状況はここ数週間で悪化しており、避難民の増加、民間人の死傷、人道的アクセスの制限が深刻化し、子どもの生存に深刻な影響をもたらしています。

2024年にスーダンで発生した子どもに対する重大な権利侵害のうち、6%は北コルドファン州で発生しました。この権利侵害には、子どもの殺害や身体損傷、武装勢力や武装集団による子どもの徴兵・徴用、学校や病院への攻撃、性的暴行やその他の深刻な性暴力、子どもの拉致、子どもへの人道アクセス拒否などが含まれます。2025年1月以降は、さらに憂慮すべき傾向が見られています。

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