2026年9月28日東京発
ユニセフハウスでは、手話による案内を希望される方を対象とした手話による展示見学ガイドツアーを開始しました。

©日本ユニセフ協会
初回ツアーの様子
その初回ツアーとして、8月31日、筑波大学附属聴覚特別支援学校高等部専攻科ビジネス情報科の皆さんをお迎えし、ユニセフハウスの手話ガイドを務める伊藤芳浩さんが展示をご案内しました。
参加した学生たちは、伊藤さんと手話で直接対話を交わしながら展示を通して世界の子どもたちの現状や子どもの権利について学び、理解を深めていました。活発な質問や意見交換も行われ、学びに満ちた時間となりました。
手話による直接の対話から生まれる学び
当日は、伊藤さんが展示の内容や世界の子どもたちを取り巻く課題について手話で説明しました。参加者は熱心に説明に見入り、ときには立ち止まって質問を投げかけながら展示を見学しました。
参加した学生からは、
「今まで手話通訳付きでガイドツアーに参加することが多かったですが、今回は、案内人が手話を使って紹介していただき、とてもうれしく感じました。」
「手話だけで分かりやすく説明していることがすごく伝わりました。」
といった感想が寄せられました。また、
「ユニセフハウスを見学して、世界には様々な環境で生活している子どもたちがいることを知りました。普段の生活が当たり前ではないことに気づき、貴重な体験になりました。」
という声も寄せられ、展示を通して新たな気づきや学びが生まれていたことがうかがえました。
「通訳」ではなく「直接伝える」ことの価値
見学後、引率した先生からは、
「説明する方が直接手話を使って説明してくださったので、話者と手話通訳の時差も生じることがなく、生徒たちは説明に集中している様子でした。」
との感想が寄せられました。
今回の手話ガイドでは、手話通訳を介して情報を伝えるのではなく、ガイド自身が手話で直接説明を行いました。そのため、参加者はその場で質問したり、意見を伝えたりしながら学びを深めることができました。
ガイドを務めた伊藤さんより

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ユニセフハウス手話ガイドの伊藤芳浩さん
ガイドを担当した伊藤さんは、今回のツアーについて次のように振り返っています。
「第一言語である手話で、ろう者同士が直接やりとりできる環境は、通訳を介する場合とはまた違った、自然な対話を生むように思います。今回も、学生たちから次々と質問や意見が出てきて、その場で考察を深めたり、議論を交わしたりすることができました。」
「ユニセフハウスは、子どもの権利について学ぶことのできる場所です。ろうの学生たち自身が、自分たちの権利について考え、声をあげていく。その入り口に立ち会えたのだとしたら、ガイドを務めた者として、これに勝る喜びはありません。」
今後の手話ガイドについて
ユニセフハウスでは今後も手話による展示見学ガイドを継続して実施し、より多くの方々に世界の子どもたちの現状や子どもの権利について学んでいただける環境づくりを進めていきます。
■ 手話によるガイドツアーのご案内
ユニセフハウスでは、手話による案内を希望する方々に向けて、ガイドツアーを実施しています。
手話ガイドでは、手話による案内を通して、世界の子どもたちの現状や子どもの権利についてお伝えします。展示を見学しながら質問や意見を交わし、対話を通じて学びを深めていただけます。

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ガイド中の伊藤さん
実施日: 原則として毎月第4月曜日 10:00~11:30
※2026年11月、12月、2027年3月は、第3月曜日に振り替えて実施します。
参加人数: 6名まで
ご予約方法: 展示見学をご予約の際、予約フォームの備考欄に「手話ガイド希望」とご記入ください。
























