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プレスリリース

ギニアビサウで初のエムポックス集団発生
感染疑い例の半数が子ども
ユニセフ、監視・予防・情報提供を強化

2026年8月20日ビサウ(ギニアビサウ)/ダカール(セネガル)

西アフリカのギニアビサウで報告されているエムポックス(サル痘)の感染疑い例46件のうち、半数を15歳未満の子どもが占めています。同国で初めて発生したエムポックスのアウトブレイク(集団感染、集団発生)に直接対応するため、ユニセフ(国連児童基金)は、保健省への支援を拡大しています。

南キブ州のユニセフが支援する病院で、エムポックスの治療を受ける子どもを抱く母親(コンゴ民主共和国、2024年7月23日撮影)※資料写真のため、本信の内容と直接の関係はありません

© UNICEF/UNI624811/Benekire
南キブ州のユニセフが支援する病院で、エムポックスの治療を受ける子どもを抱く母親(コンゴ民主共和国、2024年7月23日撮影)※資料写真のため、本信の内容と直接の関係はありません

子どもの感染拡大に懸念

ユニセフのギニアビサウ事務所副代表サンドラ・マルティーンスは次のように述べています。「今回初めてギニアビサウでエムポックスの症例が報告されましたが、たとえ小規模な集団発生であっても公衆衛生上極めて重大な事態となります。国内の感染症監視体制は依然として非常に脆弱であるため、特に重い合併症を引き起こすリスクが高い子どもの間で、症例が把握されないままになっている恐れがあります」。

2026年7月4日に集団発生が宣言されて以降、ギニアビサウでは8月17日現在で7件のエムポックス確定症例が報告されており、いずれも成人です。このうち6件はビサウ自治地区で、1件はビオンボ州で確認されています。これまでのところ、死亡例は報告されていません。

しかし、46件の感染疑い例のうち、23件は15歳未満の子どもの症例です。そのうち16件は0~4歳であり、幼い子どもはウイルス感染によって合併症を引き起こすリスクが高いことから、健康への影響が懸念されます。さらに9月には学校の新学期を控え、子どもたちの間で感染が広がる恐れがあることから、懸念は一層強まっています。

確定症例間に感染経路のつながりが見られないことから、把握されていない感染伝播の存在や、まだ特定されていない症例がほかにもある可能性が示唆されています。

コミュニティを基盤とした感染症監視には依然として大きな課題があり、特に接触者の特定や、検体の検査、感染拡大の体系的な把握が十分に行われていません。

ユニセフ、監視・予防・情報提供を強化

ユニセフは、保健省、世界保健機関(WHO)、およびパートナーたちと緊密に連携し、政府主導の対応を支援するとともに、感染症監視と接触者追跡を強化しています。また、保健医療施設における感染予防・管理および水と衛生に関する対策を徹底し、エムポックスのさらなる感染拡大を防ぐための適時かつ正確な情報を、子どもとその家族が得られるよう努めています。

マルティーンス副代表は次のようにも述べています。「エムポックスは早期診断、治療ケア、予防対策によって対処することができ、感染拡大も抑制できます。家庭において、子どもや家族に発疹、発熱、リンパ節の腫れ、その他の症状が現れた場合は、直ちに保健医療機関を受診してください。また、手洗いの徹底、感染が疑われる人との密接な接触の回避、そしてスティグマ(社会的偏見)の軽減に関する指針に従った行動を呼び掛けています」。

より広範な対応が政府主導で進められている一方で、ユニセフはギニアビサウでの極めて重要なエムポックス対策を支援するため、15万米ドル超の資金を必要としています。子どもをはじめ感染の影響を受けやすい人々を守るために必要な支援を迅速に展開するには、柔軟に活用できる緊急資金の確保が急務となっています。

困難な状況にある子どもたちが、生まれ持った権利を守られ、平和に健やかに成長できることを目指して活動するユニセフ。

その活動は皆さまのご支援によって支えられています。

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※最も支援が必要な子どもたちを支え、ユニセフの様々な活動に役立てられています。

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