2026年10月1日東京発
ユニセフ(国連児童基金)は、大規模な土石流により深刻な被害を受けたネパールへ広報官を派遣し、報道関係者の皆さまによるインタビューをお受けいたします。
ジェームズ・エルダー(James Elder, UNICEF Spokesperson)広報官は10月8日から10月9日にかけてネパールの被災地を訪問し、被災した子どもたちや家族が直面する課題、緊急支援ニーズ、復旧に向けた課題などについてお話しすることが可能です。
ご案内:ネパール現地からユニセフ広報官へのインタビュー
期間:10月8日~10月9日
取材可能な時間帯は現時点では未定ですが、現地での活動状況に応じて調整させていただく予定です。インタビューは英語で実施し、広報官に直接ご取材いただけます。
インタビューをご希望の場合は、日本ユニセフ協会 広報・アドボカシー推進室(jcuinfo@unicef.or.jp)まで、希望日時および大まかなご質問内容をご連絡ください。

© UNICEF/UN0932583/Laxmi-Prasad-Ngakhusi
ヌワコット郡の土石流被災地で、失われた持ち物を探す10歳のスワスティクさんと母親のサイラジャさん(ネパール、2026年9月21日撮影)
またユニセフは、ネパール土石流被害に関する最新の情勢レポートを9月22日に発表しました。以下はその抜粋です。
ユニセフ・ネパール情勢レポート

© UNICEF/UN0932639/Laxmi-Prasad-Ngakhusi
土石流の被害を受けた自宅跡周辺で、泥に埋もれた教科書やノートを見つめる子どもたち(ネパール、2026年9月21日撮影)
・ 8月26日にネパールを襲った洪水により、子ども3万2,021人と障がいのある人1,854人を含む8万4,270人が被災しました。64カ所の給水設備、1万基のトイレ、7カ所の保健医療施設、23校の学校が、損傷または破壊されました。
・被災した家族は、臨時受け入れ施設から仮設避難所や政府の支援を受けた賃貸住宅、または避難住民を受け入れるコミュニティへと移りつつあり、人々の移動は依然として流動的な状況にあります。
・メンタルヘルスケアや心理社会的支援を9,711人に提供しました。具体的な内訳は、コミュニティを基盤とした心理社会的支援(5,136人)、専門的なメンタルヘルスケア(4,147人)、学校におけるこころのケアの応急処置(428人の子ども)です。
・20カ所の「子どもにやさしい空間」において、887人の子どもに遊びやレクリエーション活動を提供しました。
・仮設避難所に70基の仮設トイレを設置し、4つの給水設備を復旧させ、2,300人に安全な飲み水を提供しました。
・ヌワコット郡およびラスワ郡で、6万6,950人にコレラのワクチンを接種しました。
・1,702人の子どもが急性栄養不良の検査を受け、うち39人に急性栄養不良の治療を提供しました。
・保護者や養育者と離ればなれになっていた子ども24人が家族と再会し、29人が一時保護センターに保護され、238人について身元確認が進められています。
・水・衛生施設を備えた48カ所の仮設学習センターを設置し1,400人を超える子どもに学びの場を提供しました。また2,700人を超える子どもに学習用品を配布しました。
・緊急の現金給付支援(1万5,000ネパールルピー/世帯)を120世帯に提供しました。
・ラジオ、ソーシャルメディア、デジタル媒体、コミュニティ活動を通じて、約314万人に必要な情報を届けました。
・ユニセフは、土石流被害を受けた子どもと家族を支援するための活動費用として、1,720万米ドルを必要としています。現在、250万米ドルの融資を含め970万米ドルの資金が確保されていますが、まだ1,000万米ドルが不足しています。

© UNICEF/UN0929220/Prasad Ngakhusi
ユニセフが支援する仮設学習センターで、再び学び始めた子どもたち(ネパール、2026年9月22日撮影)
ユニセフのネパール最新情勢レポート(No.5)の全文はこちら>


























