2025年4月25日東京発
日本ユニセフ協会広報・アドボカシー推進室より、2025年5月~6月の世界とユニセフ(国連児童基金)の動き、発表される報告書等についてご案内いたします。ご取材等のご参考になりましたら幸いです。
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当協会では、世界の子どもたちの状況やユニセフのグローバルな活動と連動して、子どもに関する統計データや画像・動画のご提供、現場でのご取材のサポート、ユニセフ専門家へのインタビューアレンジ、日本の報道機関向けの記者ブリーフィングや現地ユニセフ職員による報告会の開催などを行っています。どうぞお気軽に、 jcuinfo@unicef.or.jp までお問い合わせください。
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2025年5月~6月の主な予定
下記は4月25日時点の予定で、変更になる可能性があります。
5月 開催中
ユニセフ企画展「潮とともに生きる~アグネス大使とみたキリバス、気候変動の現状」(東京・ユニセフハウス)
海面上昇、暴風雨や干ばつなどの異常気象、高潮など、気候変動の影響によるさまざまな問題が起きている太平洋島嶼国のキリバスを、昨年5月末~6月初旬にかけ、ユニセフ・アジア親善大使のアグネス・チャンさんが訪れました。キリバスとその子どもたちが直面する現状を、写真家・野澤亘伸氏撮影の写真と共に紹介します。ユニセフハウス(東京都港区)で開催。入場無料。
また、以下のとおり、日本ユニセフ協会協定地域組織(各道府県ユニセフ協会)主催による同企画展の開催も予定されています。
・5月26日~30日 宮城県(宮城県庁)
5月2日
「子どもにやさしいまちシンポジウム みんなでつくる『こどもまんなか』社会 ドイツと日本の取り組み」 ~取材受付中~
日本ユニセフ協会は、ドイツで「子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)」の推進に中心的な役割を果たしてきたハイデローゼ・ブルックナー博士を迎え、5月2日(金)13:30より、公益社団法人こども環境学会との共催でシンポジウムを開催します。
5月9日~
2025年春季ユニセフ・キャラバン・キャンペーン(愛知県・山梨県・北海道)
「ユニセフ・キャラバン・キャンペーン」は、日本の子どもたちに、世界の子どもたちの現状やユニセフの活動を伝えるため1979年の「国際児童年」よりスタートしました。下記日程にて、知事・教育長への表敬訪問、教職員・指導主事対象の研修会、学校でのユニセフ学習会等を実施する予定です。
・5月9日・13日・16日、8月25日 愛知県
・5月29日~30日 山梨県
・7月8日~11日 北海道
5月14日
「レポートカード19」発表
ユニセフ・イノチェンティ研究所が、先進国における子どもの状況を比較・分析するために、2000年から約1年半に1本のペースで発表している報告書シリーズの最新版が発表されます。「レポートカード19」は、2020年、日本の子どもの身体的健康は先進国38カ国中1位でありながら、精神的幸福度は37位と最下位に近いという両極端な結果となった「レポートカード16」のアップデート版で、子どものウェルビーイングを取り上げます。
日本ユニセフ協会では5月12日にメディア向けブリーフィングを開催する予定です。詳細は後日あらためてご案内します。お問い合わせは jcuinfo@unicef.or.jp まで。
5月19日~27日
「世界保健総会」(ジュネーブ)
「世界保健総会」の第78回会合が開かれます。保健はユニセフの主な支援分野の一つです。
5月28日
「月経衛生デー」
ジェンダー不平等や文化的タブー、貧困は月経に関する健康のニーズを妨げる原因となります。ユニセフは世界各地で開発・人道支援プログラムを通じて、月経に関する健康と月経衛生の向上を促進しています。
https://www.unicef.or.jp/news/2022/0112.html
5月 予定
ユニセフ年次報告2024発表
2024年にユニセフが世界各地で実施した事業とその収支を発表します。
6月 月内
「育児月間」
国際親の日(6月1日)や父の日(6月16日)のある6月、親が子どもに対し「人生最高のスタート」を授けられるよう、ユニセフはさまざまなメッセージを発信していきます。
6月1日
「国際親の日」
親に感謝し、子育てにおける親の重要な役割を認識する日として、2012年に制定されました。
6月5日
「世界環境デー」
1972年に国連総会で制定された「世界環境デー」は、各国政府と国連諸機関が環境に対する認識を深め、環境の保全と向上を再確認する活動を行う日です。環境問題は子どもたちの生存、健やかな成長、そして未来に深刻な影響を及ぼすため、ユニセフは特に気候変動や水と衛生の問題を中心に取り組んでいます。
6月11日
「国際遊びの日」
子どもの健康とウェルビーイングにとって遊びやレクリエーションが不可欠であることを認識し、その促進を目指して昨年3月に国連総会で制定されました。
6月12日
「児童労働に反対する国際デー」
児童労働に従事する5〜17歳の子どもは約1億6,000万人――世界の子どもの10人に1人近くに相当します。そのうち約半数にあたる約7,900万人の子どもたちは、心身の発達、あるいは社会性や教育面での発達を阻害するようなリスクを伴う「有害な児童労働」に従事しています。
6月16日の週(予定)
「子どもの気候危機指数」の最新数値発表
気候・環境ショックに子どもがさらされているかどうか、また、必要不可欠なサービスを利用できるかどうかに基づいて国別に算出した「子どもの気候危機指数(CCRI)」は、子どもへの気候変動の影響の深刻さを表した指標です。
6月16日~26日
「国連気候変動枠組条約第62回補助機関会合(SB62)」(ドイツ・ボン)
11月にブラジルで開催される国連気候変動枠組条約第30回締約国会議(COP30)に向けてCOPの意思決定を支援する補助機関会合が開かれます。ユニセフは、COP30を子どもたちのためのCOPにすること、つまり、次世代が必要とする、気温上昇を摂氏1.5度に抑えることを確実にし、気候をめぐる緩和、適応、損失と損害、資金計画のすべてを、子どもを中心に据えたものにすることを強く求めています。
6月20日
「世界難民の日」
2023年末時点で、紛争や暴力、気候変動の結果として住み慣れた場所からの避難や移動を余儀なくされた子どもは、世界で約4,720万人に上ります。必要な基本的サービスを受けることを困難にするいくつもの障害と、健康や安全を脅かされる甚大なリスクに直面しているこれらの子どもたちには、希望、チャンス、そして保護が必要です。
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