2026年8月6日アンマン(ヨルダン)発
パレスチナ・ガザ地区では、2025年10月の停戦合意以降の300日間で、少なくとも300人の子どもが死亡したと報告されています。軍事作戦の停止と人道支援物資の全面的な搬入について合意されたにもかかわらず、その後の10カ月間において、平均すると1日1人の子どもが犠牲になっていることを意味します。
毎日平均1人の子ども、停戦合意後に命を落とす

© UNICEF/UN0890885/
ガザ地区で、空爆による砲弾の破片が脚に当たり、治療を受けている14歳のアミールさん。父親は2023年に戦争下で亡くなった(パレスチナ、2026年7月20日撮影)
ユニセフ(国連児童基金)中東・北アフリカ地域事務所代表、エドゥアルド・ベイグベデルは次のように述べました。「毎日平均1人の子どもが命を落とし続けている状態の停戦は、子どもたちを守れてはいません。その他にも多くの子どもたちが負傷し、その大半が重傷を負っています。ガザの子どもは、自分たちに約束されたはずの暴力の終結を、今も待ち続けているのです」。
人々は今、ガザ地区のおよそ3分の1に当たる範囲に密集して暮らしており、破壊された建物やがれき、堆積した固形廃棄物に囲まれた、危険な状況で避難生活を送っています。ガザ全域で、子どもたちは依然として急性栄養不良や疾病、安全ではない水や損傷した衛生設備の影響に直面しています。
「ここ数日間で、敵対行為の終結や人道支援の拡大に向けた措置を含めた、停戦の次の段階に向けたロードマップが発表されました。これは新たな希望と、子どもたちの命が奪われる事態をようやく終わらせるための機会をもたらすものです」と述べた上で、ベイグベデル代表は次のように続けました。「ガザの子どもたちにとって、評価基準はシンプルなことです。殺害は止まるのか? 支援は十分な規模で届くのか? 病院は再開され、水は供給されるのか? 9月には子どもたちは安全に学校に戻れるのか?―― 子どもたちはこれまでにも約束を耳にしてきました。今度こそ、合意が確実に行動に移されなければなりません」。
ユニセフはすべての当事者に対し、国際人道法や国際人権法を含む国際法上の義務を遵守するよう訴えます。当事者たちは、子どもを保護し、保健医療・教育・安全な水・食料といった必要不可欠な物資やサービスを利用できることを担保するとともに、子どもたちが必要とする人道支援が安全かつ迅速で妨げられずに届けることを認め、その実施を促進しなければなりません。


























